「有働はMCとはいえ、政治音痴で有名。だから常にコメンテーター頼りの司会に終始している。櫻井に至っては論外。番組ではカンペを使うので、常にカメラは遠目撮り。それをマスコミがバカにすると、櫻井ファンは『そんなこと分かってるわよ。日テレに文句言いなさいよ』と擁護。ファンはありがたいものです」(テレビ雑誌編集者)
NHKを除く民放の選挙特番は、どこが勝ってもおかしくはない。フジテレビは、夕方ニュースの加藤綾子と宮根誠司という即席コンビ。TBSは、6月に夜ニュース『NEWS23』のMCに就いたばかりの小川彩佳と夕方ニュースのホラン千秋を投入。テレビ朝日の『報道ステーション』は現在MCの徳永有美。テレビ東京は評論家の池上彰氏がMC、看板の大江麻理子アナなどはサブで就く。
「テレビ東京の選挙特番は毎回、池上氏で話題を振りまく。池上氏は新興宗教Sがお嫌いのようで、S寄りといわれる公明党の当選者には厳しい。『政教分離を、どう思います?』と意地悪な質問ばかり。これがウケて毎回視聴率がいい。侮れないのはフジテレビ。カトパンは政治を知らないと書くマスコミもありますが、それはモノ知らず。彼女は以前、参院選特番で小泉進次郎衆院議員の単独インタビューに成功。人脈の広さを見せた。ただ進次郎氏がマトモなことしか言わなかったのでつまらかっただけ」(女子アナライター)
そこで有働&櫻井のコンビだ。2人の選挙の目玉は、何と自民党・今井絵理子参院議員の直撃取材だという。参議院は半数ずつ改選するので、今井議員は今回、応援する立場。その彼女を櫻井が単独取材するという。
「今井議員は元『SPEED』という知名度と、自民党の長老・山東昭子議員の推しで当選した。でも歯科医師A氏(元神戸市議)と不倫が発覚。A氏は離婚となり、そのモラルが問われた。しかし、今井議員は開き直って議員のまま。日本テレビは自民党寄りなので、今井議員の単独インタビューを放送したい意向。全く動向が分からない今井議員ですから、出たら画期的」(全国紙記者)
芸能界つながりで櫻井が話を聞くようだが、話がかみ合うのかどうかも見モノだ。