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ジョーは生きている! “生みの親”が語る「あしたのジョー」新事実(1)

 1970年代、カルチャー文化の聖地・阿佐ヶ谷にあるライブスポット「Asagaya / Loft A(阿佐ヶ谷ロフトA)」にて4月1日、記念すべき「あしたのジョー」イベントが行われた。その名も『緊急企画!あしたのジョー40周年記念イベント始動!Vol.0』(Ustream/LOFT CHANNELにて中継)。スペシャルゲストとして漫画家のちばてつや氏と、原作者の故・高森朝雄氏の夫人、高森篤子さんが登場し、30年以上前に劇作家・寺山修司が開いた「伝説の力石徹の葬式」の当時の模様など、懐かしい思い出を語った。

 あしたのジョー主要キャラクター、丹下段平のものまねをネタとし、自らも「あしたのジョー」マニアを公言するお笑いコンビ・ガンリキの佐橋大輔と、ぜんぜん「あしたのジョー」に興味のない相方・是永尚芳が司会を務め、ずんのやす、ラヴドライブのダイゴ、コンパス・西本宏一という、「あしたのジョー」を一週間じゃ語りきれない芸人達がそれぞれ好きなシーンや、女性キャラクター「葉子Vのり子」を語るトークからイベントは始まる。“ジョー・ファン”の観客で溢れる会場は大盛り上がり、それぞれ芸人が語るジョーへの思い入れに、その場にいた多くのファンがうんうんと同感していた。

 第2部にて、丹下段平のマスクを被り登場した「あしたのジョー」生みの親、漫画家ちばてつや氏と、ちば氏とのツーショット・イベントは初めてという高森篤子さん。二人はそれぞれ出版した著作の紹介と共に、原作者である故・高森朝雄氏の思い出を語り、高森氏の作家としての壮絶な生き様に会場が涙するシーンも。またちば氏は、「灰になって白く燃え尽きたジョー」の場面絵をある検死官が、筋肉の様子や表情からして、「明らかに生きている。」と鑑定したエピソードなどを語った。

(写真:名作「あしたのジョー」生みの親、ちばてつや氏と、高森朝雄夫人の高森篤子さん。)

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