全てを捨てて人生のリセットを決意したアラサー女子が描かれている本作。前話では、元カレの慎二(高橋一生)から、「お前は絶対、変われない」と言われてしまった主人公の凪(黒木華)。今話では、隣人のゴン(中村倫也)がクラブオーガナイザーをしていることを知り、拒絶感を覚えるものの、ゴンの独特の距離感で次第に仲良くなっていき――というストーリーが描かれた。
放送前は、「キャストミス」といった苦言が寄せられていた本作だが、蓋を開けてみると、SNSや人間関係に縛られるOLとその周囲の環境のリアルさに絶賛が集まった本作。また、第1話では、主人公をぞんざいに扱う慎二に対して、「クズ」「モラハラ野郎」といった声が集まっていたものの、第2話では、人気が急上昇しているという。
「凪に高圧的に接しているものの、実は内面では凪のことを愛している慎二。自分は凪に暴言を吐く一方、凪に反論されると、ひとり号泣してしまうという一面もあります。第2話でも、片道一時間掛けて凪の住む立川にやって来たり、スナックで強がって愚痴を吐いたり、なんとか気を引こうとゴンの前で凪にキスして見せたりなどいじらしい姿が見え、『慎二がだんだんかわいく見えてきた!』『素直にさえなれば慎二最高なんだけどな』『モラハラなんじゃなくて、とんでもなく不器用ってところが可愛すぎる』という声が殺到しました」(ドラマライター)
一方、凪の隣人のゴンの人気も集まっている。
「今話の中で、ゴンが唐突に凪をBBQに誘い、河川敷でガスバーナーでツナ缶と食パンを炙り、ツナ缶のっけトーストをごちそうするというシーンがありました。ゴンが『材料費ワンコイン以下の節約BBQ。凪ちゃんこういうの好きかなと思って』と言い、凪も『大好きです』と答えていましたが、この雰囲気の良さに、ネットからは『ゴン現実にいたら絶対落ちる自信ある!』『慎二のあのモラハラのあとにこれはヤバイ』などの声が殺到。ネット上では、『慎二とゴン、どっち派?』といったアンケートなどで盛り上がっていますが、慎二のモラハラとゴンの人たらしということもあり、『ふたりともクズじゃん。どっちもダメ男』『どっち取っても地獄ってやだな』という声も集まっています」(同)
ますます話題を集める『凪のお暇』。果たして、凪がどちらかとくっつくことはあるのだろうか――。