「仕事では、“2時間ドラマの帝王”と呼ばれている船越ですが、自宅では、ほとんど“借りてきた猫”状態で松居一代(50)の言いなり。頭が上がらないんです」(芸能プロ関係者)
松居はバツイチで、01年に当時12歳の長男を連れて船越と再婚。その頃、船越はまだ脇役ばかりだったが、そんな夫を松居は毎日のように愛妻弁当を作って送り出し、アトピーを抱える長男の世話をしながら、自らの仕事もこなしてきた。
「バツイチで子連れの松居との結婚に、船越の両親は大反対。とりわけ父親の船越英二は亡くなるまで、2人の結婚を許しませんでした。そりゃ仕方がないですよ。船越は真っさらの初婚男。ほかにいくらだっているだろうと思うのは当然です」(芸能ライター)
それでも松居の内助の功あって船越は大ブレイク。松居の方も、自宅で実践する中で磨いた掃除や料理術を単行本化した「松居一代の超おそうじ術」など家事本3部作は合計70万部を突破した。
いまや“お掃除名人”のキャラが定着した松居。最近は女性週刊誌の付録に「マツイぞうきん」がつくまでになった。
「他人から見れば不釣合いな夫婦と思われても船越にとって松居は“あげまん”女房なんです。“命令される喜び”を船越は親しい人間によく話しています」(芸能ライター)
そんな船越家にささやかれているのが家政婦の存在。先日、女性誌に暴かれた。
「夫妻の自宅は世田谷区内にあって、地上2階、地下1階の豪邸なんですけど、毎日通っていたフィリピン人の家政婦さんがいたんです。非常勤の家政婦さんもいれると毎日3〜4人の女性が通っていたそうです。松居ひとりで、せっせと家事にいそしんでいたわけではなかったというわけです。しかも残業費が払われないことなどから“警察沙汰”にまでなってしまった。松居のイメージダウンは避けられません」(芸能ライター)
しかし、そんな騒動があっても、船越は松居の言いつけ通り、毎朝の玄関掃除を怠らないというから、2人の絆はそれほどまでに強いということなのだろう。