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“ネバネバ食”がセックスに役立つってホント!?

 食感も楽しく、何といってもご飯との相性が最高! 滋味深い山芋や納豆などの、通称・ネバネバ食は一般的に「精がつく」といわれているけど、本当にセックスが強くなったりするものなのだろうか。「精のつく食べ物」についての効能を、医学的見地から解説してもらった。

 「納豆やオクラ、山芋のネバネバはムチンという成分で、胃の粘膜を保護する働きがあります。胃腸は栄養を吸収する健康維持の根本となる臓器で、体の元気につながります。疲労回復効果もあるので、精力アップはもちろんのこと、体全体の若返りにも役立つといえますね。特に精力増進と謳われるのは、粘り気のある見た目のイメージによるところが大きいのではないでしょうか」(らら女性総合クリニック・松村圭子院長)。

 なるほど、ずいぶんとそのまんまなイメージですね…。ちなみにムチンの効果を引き出すには、加熱で成分が壊れないようオクラ納豆や山芋かけなどのメニューで、生で食べることが大切だそう。そしてもう一つ、精をつけるには亜鉛をとることも欠かせないとか。

 「ミネラルのひとつである亜鉛には、生殖機能を整える働きがあります。男性の場合は精子の量が増えたり、前立腺の機能を保つ効果が期待でき、女性ですと卵子の成長を促したり、ホルモンバランスの調整を助けてくれます。ホルモンバランスが長期間乱れると更年期障害の早倒し状態になり、イライラ感がひどくなったり粘膜が萎縮したりしてセックスの妨げになりますから、性生活を充実させたい人にとって重要な栄養素です。現代人は亜鉛が不足しがちで、さらにミネラル不足の人はビタミン不足の傾向が強いものなので、食生活の補助にマルチビタミンなどのサプリを取り入れてもいいでしょう」(松村院長)。

 亜鉛は牡蠣、ナッツ類、きのこ類、抹茶などに多く含まれ、ビタミンCと一緒にとると吸収が促される。つまり、スタンダードな「牡蠣にレモン」は理にかなった食べ方ということ! オイスターバーに行ってもよし、お取り寄せをしてもよし、カップルで食事をするときはぜひ積極的に食べてみよう。注意点はムチンも亜鉛も薬ではないので即効性はないこと。毎日バランスよくコツコツ食べることが、精をつける=充実した性生活の準備になるようだ。

【取材協力】らら女性総合クリニック http://www.lala-women.com/

(「虫食いライター」ムシモアゼルギリコ)

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