真相はともあれ、タレントにスキャンダルはつきもの。そのスキャンダルでも多いのが、不倫とか浮気とかいったもの。
男性には浮気願望のようなものがかなりありそうなんですが、女性、特に人妻はどうなのかと思ってデータなどを探してみました。
1948年にアメリカの「キンゼー研究所」が調べた結果では、当時の若い人妻のうち8%が夫以外の恋人がいて、35歳には20%に達するということを発表しています。
女性誌『コスモポリタン』という雑誌の1980年のリポートによると、34歳までの人妻のうち、半分が夫以外の男性と肉体関係を持ったというんですね。
さらに、ベイカーとべリスという二人の医師が、女性の胎内にどれくらい精子が留まっているかという研究をしているうちに、精子の出所までわかっちゃった。5日間に少なくとも、半数の女性が特定のパートナー以外と関係があったことが確認されたといいます。
この数字を真に受けるとしたら、アメリカにおいて1948年で20%、1980年で50%の人妻が浮気をしていたということになります。
では日本ではどうかというと…。
実は日本でも、浮気率を研究調査した学者がいて、東京外大の千田有紀先生が、04年に東京・大阪の男女1000人を調査した結果、夫婦間の浮気率は、28.3%だったそうです。
男女差はあまりなく、少し男性の浮気度が高い程度であるという結果でした。ちなみにここでいう“浮気”は、精神的な浮気ではなく、実際に“行動に起こした浮気”であるそうな。
また、このような調査に、すべての人が正直に答えたかどうかわかりません。
もしかしたらこの数字より1割程度多いと考えたとしたら、約4割近くの結婚している男女が、肉体的浮気をしていると推測できます。
また、この調査では、
「男性が妻以外の女性と親密につきあうべきではない」と考える男性は47%。女性は59%。
「女性が夫以外の男性と親密につきあうべきではない」と考える男性は53%。女性は62%、という結果が出ています。
これは何を表しているかというと、結婚している男女とも、約40%前後が「浮気はアリ」と考えているということです。
なんだか、前述の実際に浮気をしている人たちとの数値と合いますね。
女にせよ男にせよ、それが人間のという種であるのかもしれませんね。
そしてそこに、文学が生まれるのであった(と、一応、キレイにまとめてみるのであった…)。
(巨椋修 おぐらおさむ 山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/