書類送検容疑は、6月30日午後10時50分頃、神戸市北区藤原台中町の路上で、仮免許中にもかかわらず、乗用車を1人で運転した疑い。
道交法では、仮免許を交付された人が公道で車を運転する場合、指導者として普通免許を取得して3年以上の同乗者が必要で、標識を付ける必要があると規定。違反した場合は仮免許取り消し処分となる。
以前から、桐月県議が無免許運転をしているとの情報があったため、県警有馬署員が別宅付近でパトロールしていたところ、1人で運転していた県議を発見し、発覚した。
県警によると、桐月県議は12年10月に交通違反で運転免許を取り消され、再取得をして、仮免許中だった。
桐月県議は「自宅の近くなら、運転してもよいと思った。軽率だった。反省している」と話しているという。
桐月県議は76年1月3日生まれ、兵庫県出身。神戸学院大学経済学部経営学科を卒業し、自民党兵庫県衆議院第三選挙区支部事務所に、約10年間勤務した後、昨年7月に行われた県議補欠選挙で初当選した。
昨年10月7日、神戸市内で行われた兵庫県議会自民党議員団の懇親会で、桐月県議は他の県議に「女は金で買うもの」などと発言。さらに、同僚の女性県議に、「1万円でどうや」と言いながら抱きつくというハレンチ行為に及んだ。
そのため、同年12月に自民党議員団を退団。今年7月、無所属県議4人と新会派を結成していた。
まさに、お騒がせの桐月県議。こんなモラルに欠けた人が、議員のままでいいのだろうか?
(蔵元英二)