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LEDライトとセンサー付の墓石を女性宅周辺に設置して嫌がらせ 異常行動ドン引き【ご近所トラブル事件簿】

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画像はイメージです

 東京や神奈川など都会では近所付き合いが希薄で、「隣に誰が住んでいるかもわからない」世帯も多いと聞く。しかし、地方に行くとまだまだ近所付き合いは根強く、トラブルが頻発している。

 様々な近隣トラブルの中で、かなり変わった方法で「嫌がらせ」を行った事案が、2015年徳島県で発生している。嫌がらせをしていたのは、当時64歳と63歳の2人だ。

 2人は2014年10月頃から、80代女性の自宅周辺に墓石を置くという異常行動に出る。その数は、実に4基に及ぶ。さらに、2人は墓石にLEDや時間によって5色に変化する器具を取り付け、夜間に人が通ると発光するセンサーも装着していた。

 歩行者としてみれば、近づくと突然墓が光るとは非常に気持ちが悪いもの。しかし、日数が経過するごとに近所で話題となり、見物に訪れる近隣住民もいたのだという。気味の悪い墓が自宅周辺にあることを不審に思った80代の女性は、警察に通報。その結果、2人の関与が明らかとなり、2人は徳島県迷惑行為防止条例違反で逮捕された。

 逮捕された2人のうち1人は、警察の取り調べに対し「墓石は元からあった」などと容疑を否認し、照明器具を取り付けたことについても、「鹿を避けるため」と説明。しかし、警察は被害女性と2人がトラブルとなり、捕まった2人が嫌がらせを始めたものとみている。

 わざわざ、嫌がらせのために墓石を購入または調達し、照明器具を取り付けた上、人を感知するセンサーまで取り付けた容疑者2人。その労力を、被害女性とのトラブル解決に向けた「話し合い」に向けてもらいたかったと思った人が多かった。

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