株式会社カプコンより2005年に発売された『戦国BASARA』シリーズは、「歴女」を生むきっかけともなり、多くのファンに支持されているスタイリッシュ英雄(HERO)アクションゲームだ。本イベントは『戦国BASARA』シリーズ5周年記念のプロジェクト第5弾で、プロデューサー・小林裕幸氏や、キャラクター武将を演じる声優、イメージソングを歌うアーティストなど、豪華な顔ぶれが一堂に会した。昼の部の様子をレポートしよう。
トップバッターはabingdon boys school。『戦国BASARA2 英雄外伝』主題歌「BLADE CHORD」と『戦国BASARAバトルヒーローズ』の主題歌「JAP」を熱唱。会場は総立ちとなり、場の空気が一気にヒートアップした。
間髪入れず舞台「戦国BASARA〜蒼紅共闘〜」が披露された。伊達政宗・真田幸村・猿飛佐助・片倉小十郎・織田信長・森蘭丸・濃姫・明智光秀の、ゲームさながらの殺陣演技は圧巻の一言。
そしてファンお待ちかねの生アフレココーナーでは、タイトルごとに用意されたシナリオを豪華声優陣が熱演。『戦国BASARA3』の徳川家康・石田三成のシナリオなど、全体的にシリアスな展開だった。
畳みかけるかのように石川智晶によるライブパフォーマンス。『戦国BASARA3』エンディングテーマ「逆光」、アニメ『戦国BASARA』第一期挿入歌「落涙」、第2期挿入歌「涙腺」の計3曲を歌い上げた。
ここで戦国BASARAシリーズのプロデューサーである小林裕幸氏がT.M.Revolutionとともに登場。二人の出会いを振り返ったり、好きな武将について語りあった。
T.M.Revolutionは「次は東京ドームでやれたらいい。西軍と東軍に分かれて騎馬隊を出したら面白いと思う」と、大きな夢を語った。
声優陣全員登場のトークショーでは、アニメ『戦国BASARA』における織田信長の登場シーンを抜粋し、声優がそれぞれ演じた武将になりきって返答を行う「武将で一問一答」というパフォーマンスを披露。ここでサプライズゲストとして織田信長役の若本規夫氏が登場し会場を盛り上げた。
5周年に際し、徳川家康役の大川透氏は「作品もキャラクターも大きく変化した5年だった」と感慨深い表情で語った。
本イベントでは『戦国BASARA』最新情報も解禁された。まずは劇場版戦国BASARA。公開日は6月4日(土)新宿ピカデリー他で上映予定だ。関ケ原の戦いがメインになるとのこと。伊達政宗・真田幸村・徳川家康・石田三成が戦場に倒れている劇場版ビジュアルも公開された。
さらに2011年夏にはPSP専用ゲームとして『戦国BASARAクロニクルヒーローズ』が発売される。気になる内容については今後発表される。
戦国BASARA5周年プロジェクトの第7弾として、伊達政宗・真田幸村をモチーフにした戦国BASARAオリジナル「スカジャン」が2月に発売予定であること、第8弾として山崎製パン株式会社とのタイアップが決定している事も発表された。
最後はT.M.Revolutionによる『戦国BASARA』主題歌「crosswise」、アニメ『戦国BASARA』第2期主題歌「SWORD SUMMIT」、『戦国BASARA3』主題歌「Naked arms」が熱唱され、充実の3時間となった。
出演者情報は以下の通り。
T.M.Revolution
小林裕幸(『戦国BASARA』シリーズプロデューサー)
abingdon boys school
石川智晶
中井和哉(伊達政宗役)
保志総一朗(真田幸村役)
森田成一(前田慶次役)
森川智之(片倉小十郎役)
大川透(徳川家康役)
関智一(石田三成役)
石野竜三(長曾我部元親役)
中原茂(毛利元就役)
スペシャルゲスト若本規夫(織田信長役)
今年も戦国BASARAの情報から目が離せない。