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巨人・原監督、菅野はローテから外せない? 不振脱却の気配ナシも、駒不足深刻で運用に苦悩か

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原辰徳監督

 7月25日に行われ、巨人が「2-4」で敗れた阪神戦。敗戦の原因となったのがプロ11年目・33歳の菅野智之の投球だった。

 後半戦初登板・初先発となった菅野だが、1回裏に佐藤輝明にタイムリー二塁打を浴びいきなり1失点。その後2~5回は無失点に抑え、この間に味方打線も2点を奪い逆転したが、6回裏に大山悠輔に逆転2ランを被弾。直後に原辰徳監督から降板を告げられ、「5.1回3失点・被安打5・四球2・1奪三振」で今季3敗目を喫した。

 前回登板の17日・ヤクルト戦(0.1回6失点)ほど打ち込まれたわけではなかった菅野。ただ、26日試合後の報道によると、原監督は「そこ(菅野の投球)は本人に聞いてください。僕らがあれで満足していると思われても、しゃくだしね」と、投球についての感想を“拒否”するほど不満げな様子だったという。

 >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」 甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<<

 今季の菅野は3月中旬のオープン戦で右肘の張りを訴え開幕一軍を外れると、そこから約1か月にわたり続報がない状況が続いた。その後5月11日になり、キャンプ中に首を寝違えた影響からここまでコンディション不良が続いていたこと、近日中に二軍で実戦復帰する見通しであることが報じられると、さらに1か月後の6月11日・ソフトバンク戦でようやく今季初登板・初先発にこぎ着けた。

 しかし、同戦こそ5回2失点で今季初勝利をマークした菅野だったが、そこから26日までの6登板は「2勝3敗・防御率3.82」と負け越し。昨季まで通算117勝、防御率2.46を記録しているエースとしては物足りない数字にとどまっている。

 「菅野は最速156キロのストレートに多彩な変化球を織り交ぜ打者を抑えていた投手ですが、今季は最高球速が150キロ止まりで、大炎上を喫した17日・ヤクルト戦では145キロにとどまっていました。そのため、今季序盤に苦しんだコンディション不良がまだ尾を引いている可能性はあるでしょう。また、17日の試合後に伝えられた『狙い球を絞ってきているのは間違いない。この攻めは他の球団も見ると思うので、しっかり対策をして次の試合に向かっていく』という本人のコメントを踏まえると、投球時に何らかのクセが出ているということもあり得るのでは」(野球ライター)

 長引く不振に原監督も我慢の限界が近づいているようだが、それでももうしばらくは菅野をローテーションに入れて運用しなければいけない状況が続くことが見込まれる。巨人の先発ローテは現在菅野、戸郷翔征、グリフィン、山崎伊織、メンデスと5枠は埋まっているが、残る1枠については流動的な状況。また、5名についても菅野、戸郷以外の3名はシーズンを完走した経験がないため、最後までローテを守ってくれる保証はない。

 また、菅野が炎上続きではなく、勝ったり負けたりを繰り返している点も原監督の判断を難しくさせているといえる。1回でKOされた17日・ヤクルト戦を除くと、全ての回で5イニング以上を稼いでいるため、チームがブルペン不安を抱える中でローテから外す決断を下すのはそう簡単ではないだろう。

 ここからローテ級投手があと2枚出てこない限り、後半戦も菅野起用が続くことになりそうな原監督。新顔の台頭が先か、菅野の復調か先か、それともどちらもかなわないのか。優勝争いを大きく左右するポイントになりそうだ。

文 / 柴田雅人

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