高梨は「2-2」で両チーム引き分けた2日・阪神戦後、自身のTwitterに「みんなないぴすぎ」と投稿。自身含め7投手が12イニングを2失点に抑えたことをナイスピッチ(ないぴ)と称えたようだが、高梨は登板中に近本光司に死球を与えていたため、ネット上では同投稿を機に「近本痛めておいて何がないぴだ」といった批判が殺到。4日に近本が右肋骨骨折、登録抹消となってからは拍車がかかっていた。
騒ぎが大きくなっていることを受けてか、高梨は6日に「先日のツイートで 誤解を招く表現、分かりにくいと 多数ご指摘を頂きました為今後は (試合後の物に関して) 誰がみても理解しやすい内容、表現(100%は難しいですが) 上記を心掛けたツイートをしたいと思います」とツイート。今後試合後に投稿する際は表現内容に十分注意したいと釈明した。
>>巨人・高梨、阪神戦後のSNS投稿に「煽ってんのか」と批判 近本に死球も反省の色ナシ?<<
高梨の投稿を受け、ネット上には理解を示す声が上がったが、中には「これだけじゃ炎上は収まらない気がする」、「度を越えた誹謗中傷は訴えることも言った方がいいのでは?」、「Twitterだけじゃなくインスタでも意見表明しとくべきだ」といった指摘も見られた。
「高梨は今回の投稿に加え、2日試合後に阪神・糸原健斗を通じて近本に謝罪していたことが4日に伝えられていますが、一部阪神ファンは怒りが収まらないのかバッシングを続けています。高梨の公式インスタグラムの最新投稿(2022年1月27日)のコメント欄では、阪神ファンの批判に対し巨人ファンが『いつまでもネチネチ、これだから阪神ファンは』とあおったり、別の阪神ファンが『同じ阪神ファンとして恥ずかしい』と苦言を呈したりとファン同士の場外乱闘が勃発しているありさまです」(野球ライター)
NPBは今季開幕前に公式サイト上で、昨季はSNSで選手・首脳陣や審判員ら球界関係者への誹謗中傷が相次いだとした上で「誹謗中傷等を拡散しないこと、SNS等での投稿にあたってマナーを守っていただくこと」をファンに呼びかけている。高梨の一件を巡り攻撃的になっている一部ファンは、この一文を今一度考える必要がありそうだ。
文 / 柴田雅人
高梨雄平の公式Twitterより
https://twitter.com/yuhei_takanashi
NPB公式サイトより
https://npb.jp/