近本光司
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スポーツ 2020年09月08日 19時30分
阪神・矢野監督、ミス連発の近本を叱責もファンから反発「1人だけに責任を被せるな」批判相次ぐ
7日に行われた阪神対巨人の一戦。試合は「3-2」で巨人が勝利したが、阪神・矢野燿大監督の試合後の発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>阪神・藤浪、二軍降格待望論が浮上するワケ 「もう1回はと思っているけど…」矢野監督も決断に含みか<< 4日から行われた(6日は雨天中止)同カードで「1勝1敗」とし、7日の試合で勝てば勝ち越しという状況だった阪神。だが、両チーム「0-0」で迎えた3回表1死満塁、タッチアップ阻止を狙った中堅・近本光司の本塁送球が捕手・梅野隆太郎の頭を大きく超える悪送球となり三塁ランナーが生還。近本の送球ミスで先制を許してしまった。 さらに、近本はこのミスを意識して丁寧にいきすぎたのか、続く4回表1死二、三塁の場面でも本塁にスリーバウンドで送球しまたもや三塁ランナーの生還を許してしまう。2度の送球ミスで2点を奪われたことも響き、阪神は5カードぶりに負け越す結果となった。 試合後、矢野監督は報道陣に対して「今日は近本で負けた」と近本を名指しで批判。その上で、「近本自身が成長して、近本自身が残り試合でチームをどう勝たせていくか」と次戦以降での名誉挽回を求めている。 矢野監督のコメントを受け、ネット上には「矢野監督の言う通り、近本のミスが無ければ十分に勝機はある試合だった」、「1個目のミスよりも、それを引きずって消極的になった2個目のミスの方がいただけない」、「手元が狂ったのかどうか知らないけど、同点・僅差の場面で同じミス連発するのは叱られて当然」と同調する声が寄せられている。 一方、「近本1人の責任じゃない、カットプレーをしなかった内野手も悪い」、「近本の補殺数考えたらどう考えても内野手がカットに入るべきだった」、「矢野は近本だけじゃなくてカット怠った内野陣も叱責すべきだろ、1人だけに責任を被せるな」といった批判や反発も複数見受けられた。 「2018年のドラフトで1位指名を受け阪神に入団した25歳の近本は、昨シーズンリーグトップの補殺数(10個)を記録していますが、今シーズンの補殺数はここまでゼロ。送球で結果を出せていないことを考えると、3、4回のミスはどちらも内野手がカットに入る方がリスクは少なかったと思われます。ただ、阪神内野陣は1度目のミスの時は誰もカットに入らず。2度目のミスの際は遊撃・木浪聖也が送球のライン上には入りましたが、カットはせず送球を見送っています。これらの点を踏まえ、今回のミスは近本だけでなく内野陣にも非があると考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 同戦の敗戦で首位巨人と8.5ゲーム差となった上、0.5ゲーム差でDeNAに抜かれ3位に転落した阪神。首位との差を詰められずに逆に突き放されたことで、逆転優勝は非常に厳しい状況となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月03日 11時45分
阪神・近本、先輩たちの二の舞に? 高山・中谷・坪井…チームの有望株が育たないワケは
チームが好調な今だからこそ、やっておかなければならないことがある。7月の1か月間、矢野阪神は14勝8敗2分と絶好調だった。8月は黒星スタートとなったが、DeNA3連戦の最終戦(8月2日)、防御率1点台の平良拳太郎に土を付けてみせた。トラの勢いはホンモノと見て間違いないだろう。 「好調なチームを牽引しているのは、復調したボーアとサンズの2人。大山悠輔を4番に固定できたのも大きい」(在阪記者) 同日からスタメンに糸井嘉男も帰って来た。矢野燿大監督が期待する左腕・高橋遥人も一軍に交流し、チームの雰囲気も明るくなったが、不安要素もないわけではない。「1番バッター」、プロ2年目の近本光司外野手の起用法だ。 今季の近本は「2番」の打順でスタートした。矢野監督が1番に糸井を置く攻撃的な打順を組んだからだが、その後、俊足の近本は「1番」に戻った。2日のゲーム終了時点で、36試合中26試合に近本が1番に入っている。しかし、今季の近本の打率は2割4分6厘と低迷。盗塁12はリーグトップだが、出塁率が3割1分1厘なので、「1番バッター=出塁とチャンスメーク」の役割を果たし切れていない。糸井、陽川らが代わって1番に入る理由はこの辺にありそうだ。 そんな近本の起用法について、賛否両論が出ていた。 「打撃不振には目を瞑って、使い続けなければリードオフマンとして育たないと指摘する阪神OBも少なくありません。矢野監督は他選手にもチャンスを与えるため、打順を固定しない方針ですが」(プロ野球解説者) 近本は四球をここまで「10」しか選んでいない。矢野監督のエコ贔屓を許さない起用法に称賛の声も出ているが、近年の阪神にはイヤなジンクスも見られる。 昨季、近本は「盗塁王」のタイトル以外にも、セ・リーグの新人安打記録を更新してみせた。1958年の長嶋茂雄氏以来の記録更新というのもスゴイが、2016年、当時新人だった高山俊は、新人選手の球団安打記録を更新したものの、2年目以降は伸び悩んでいる。さらに遡れば、新人球団安打記録の前記録保持者だった坪井智哉(1998年)も、2年目以降はパッとしなかった。 「陽川、中谷、伊藤隼、江越らも頭角を現し、次のシーズンに期待されました。でも、結果を残せませんでした」(前出・プロ野球解説者) 壁にぶち当たった選手たちの前例を見ると、近本は1番バッターとして、今後もレギュラーであり続けるかどうかの分岐点に差しかかっているのかもしれない。 矢野監督が近本を1番から外した直近の試合は8月1日。東京ヤクルトに2連敗し、DeNAとの3連戦初戦を引き分けた翌日である。チームの勝利を最優先した打順変更だったのだろう。 「矢野監督は近本を1番から外しても、2番で試合に使ってきます。打順が変更すればその役割も変わってきます」(前出・在阪記者) 近本は打順が変わることについて、特に何も言っていないそうだ。スタメンから外さないのも、矢野監督の愛情だろう。近本がスタメンから外れた試合は6試合しかない。この状況を中途半端とするのが非難する側の思想の一つにもなっているが、「近本の走塁能力は捨てがたい」という声も多い。この辺も矢野監督を迷わす理由になっているようだ。 リードオフマンを育てる――。近本を1番で完全に固定するとしたら、チームが好調な今しかない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月02日 11時00分
阪神、北條・近本は選手生命の危機だった?「1人では生活できない」正面衝突で大怪我を負った西岡の悲劇
7月30日に神宮球場で行われた阪神対ヤクルトの一戦。「6-0」でヤクルトが勝利したこの試合中、多くのファンの心配が集まるプレーがあった。 問題となったのは、「1-0」とヤクルト1点リードで迎えた7回裏に飛び出たプレー。この回ヤクルトは阪神・藤浪晋太郎から1点を奪いなおも2死一、三塁のチャンスを作るが、ここで迎えた上田剛史が遊撃後方へフライを打ち上げてしまう。ところが、この打球を追った阪神の遊撃・北條史也と中堅・近本光司が交錯しどちらも捕球できず。落下したボールが転がる間に2者が生還し、思わぬ形でヤクルトが2点を追加する結果になった。 >>元阪神・片岡氏、北條のレギュラー入りを熱望?「糸原が帰ってきても外せない選手に」発言に「植田の方がマシ」と反発も<< 幸いにも交錯した北條、近本に怪我はなかったが、ネット上には両者を心配する声が多数寄せられた。一部では「西岡のような事態にならなくて良かった」、「西岡みたいな悲劇はもう見たくないから本当に気をつけて」といったコメントが見られた。 コメントで挙がっている「西岡」は、2013年から2018年にかけて阪神に所属した内野手・西岡剛。阪神では主に二塁、三塁を守っていたが、在籍中の2014年シーズンに守備中の交錯で大怪我を負うアクシデントに見舞われている。 2014年3月30日、東京ドームで行われた阪神対巨人の一戦。「0-0」で迎えた2回裏、阪神は先発・榎田大樹(現西武)が1点を失いなおも2死一、二塁というピンチだったが、迎えた巨人・大竹寛が二塁後方へフライを打ち上げる。同戦に「3番・二塁」で先発出場していた西岡は、打球を捕球するため猛ダッシュで背走した。 しかし、西岡と同じく右翼・福留孝介も打球に猛チャージをかけており、打球が落下する寸前で両者は交錯し倒れ込んでしまう。落下したボールが転々とする間に2者が生還し巨人が2点を追加したが、この間も西岡と福留は倒れ込んだまま。プレーが止まった後、すぐに阪神ベンチから和田豊監督(当時)やトレーナーが飛び出し両者の元へ向かった。 それから約2分後に福留は何とか自力で起き上がったが、西岡は15分ほど経過しても倒れ込んだまま動けず。そのため、急きょグラウンド上に乗り入れた救急車で救急搬送するという措置が取られた。 想定外のアクシデントに見舞われたショックは大きかったのか、阪神はその後「12-3」で巨人に大敗。交錯後一度は出場を続行した福留も、4回表の攻撃では打席に立ったものの、その裏の守備で交代した。 試合後、両者が病院で検査を受けた結果が伝えられたが、福留の負傷が胸部打撲のみにとどまった一方、西岡は鼻骨骨折、左肩鎖関節脱臼、左右の第一肋骨骨折など複数箇所を骨折する大怪我。西岡は数日間の入院を経て4月2日に退院したが、同月5日に自身のSNSを通じて「まだ1人では生活できない状況」と日常生活にも支障が出ていることを告白。また、この時点では各種報道でも全治は不明とされていた。 しかし、西岡はその後懸命にリハビリを重ね、同年6月27日の対中日戦で「1番・三塁」で一軍復帰。その後、交錯の影響による背中の痛みで翌7月下旬に再び登録を抹消されるも、終盤戦の9月に一軍に復帰し代打中心で出場。ポストシーズンからはスタメンに復帰し、チームの日本シリーズ出場に貢献した。 西岡と福留がなぜ交錯したのかについてだが、後の報道によると福留は西岡から「僕が深追いし過ぎました」と自分に非があると言われたという。だが、同戦には4万5666人もの大観衆が詰めかけていたことから、両者の声が大声援にかき消され連携が取れなかった結果とする見方もある。実際、別の報道では同戦で西岡の処置に当たったトレーナーが「あの大観衆で声は聞こえない」、「衝突するまでの間に『これはぶつかるな』と思い、既にベンチの外に出ていた」と語ったことも伝えられている。 今回の交錯は北條が打球を深追いし過ぎたことが主な原因とされているが、チームを率いる矢野燿大監督は「その悔しさを練習にぶつけて、その結果を試合に出すしかない」と北條を責めずに奮起を促している。今後の試合では怪我には十分気をつけた上で、汚名返上の全力プレーを見せたいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月02日 20時30分
福本豊氏、阪神・近本の独自の練習法に「指の使い方を覚えられる」と絶賛 2年目の飛躍へ向けた課題も指摘
元阪急で野球解説者の福本豊氏が、1日放送の『ガチ虎!』(ABCラジオ)に電話で生出演。阪神・近本光司について言及した。 今回番組では5月19日に収録され、同月28日に『虎バン』(ABCテレビ)の番組公式ユーチューブチャンネルで公開された福本氏と近本の対談を音声付きで紹介。紹介後に福本氏は近本について語った。 福本氏はまず、対談の中で近本が語った「裸足で砂の上や山道を走る」という調整方法に着目。「裸足で走ると、足の裏や指の使い方を覚えられる。今の運動靴は優秀だけど、使うものを使わないっていう(部分がある)」と、靴の性能に頼らずに脚力が鍛えられる調整方法だと評価した。 福本氏は続けて、近本の今シーズンについて分析。昨シーズンは「前半戦は(他球団が)『どんな選手かな?』と探りを入れてたけど、後半戦はデータを(洗い)出されて数字が下がった」としつつも、「攻められ方の中身もだんだん分かっただろうから、(昨シーズンに比べて)対応はできると思う」と推測した。 また、福本氏は近本に対し、自身の盗塁やチームの得点効率を上げるために出塁率を最も重視すべきと指摘。「去年は三振も多かったけど、(減らせば)その分だけヒットや四球も増える」と、出塁率を上げるために昨シーズンの「110個(セ・リーグワースト9位)」から1つでも三振数を減らすことが必要だとした。 福本氏は番組の最後に、「一番の敵は調子云々ではなく故障。特に足回りの故障はごまかしがきかないからね」と近本にアドバイス。怪我なく1年を戦い、個人、チーム共に良い成績を残してくれることを期待していた。 今回の放送を受け、ネット上には「砂の上を走るのはボクサーとかもやってる練習だからかなり効果あるんじゃないか」、「去年は出塁率が3割ちょっとしかなかったから、率上げれば40、50盗塁は出来るはず」、「三振を減らして塁に出る回数が上がれば、投手の気が散って後ろの選手も打ちやすくなりそう」、「近本に抜けられると相当キツイから、福本の言う通り怪我だけには気をつけて」、「チームの勝ち負け関係なく見たいと思える選手の1人だから、とにかく1年間健康に過ごしてほしい」といった反応があった。 昨シーズンはルーキーながら「142試合・.271・9本・42打点・159安打・36盗塁」といった数字をマークし、盗塁王や新人特別賞も獲得した25歳の近本。福本氏の期待に応え、昨シーズン以上の成績を残すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月25日 20時50分
プロ野球、開幕日の正式決定にDeNA・井納ら反応「1軍で開幕が迎えられるように」 ファンからは「中継増やして」と要望も
新型コロナウイルスの影響で、開幕延期が続いていた今シーズンのプロ野球。25日、セ・パ両リーグの開幕日を6月19日に決定したとNPBが発表した。 同日にオンラインで行われた12球団代表者会議で、NPBと12球団は緊急事態宣言が全面解除されることを前提として、開幕日を6月19日にすることを決定。今後は6月2日から14日までオープン戦・練習試合を行うが、当面の間は無観客での開催を継続することとなっている。 今シーズンの開幕は当初3月20日に予定されていたが、新型コロナの影響を受け同月12日に4月10日以降への延期が決定。その後も開幕日は複数回延期され、この間に交流戦やオールスターの中止も決まっていた。 開幕日の決定を受けて、複数の選手・OBがコメントしている。日本ハム・森本稀哲氏は自身の公式ツイッターに投稿し「キターーー!!」と歓喜。西武・山川穂高も自身のツイッターに、打撃練習中の自身の姿を収めた動画を添え「いこーよいこーよ」と投稿した。 DeNA・井納翔一は自身のツイッターに投稿。「しっかりとアピールして1軍で開幕が迎えられるようにやっていきます」とオープン戦・練習試合への意気込みを表明した。 阪神・近本光司は自身のインスタストーリーに投稿。甲子園でプレーする自身の写真を添え、「プロ野球6月19日開幕決定しましたね」、「当面は無観客ですが、あの歓声をもう一度味わいたい」と観客入場が早く解禁されることも願った。 また、ネット上のファンからも「交流戦、オールスターの中止で諦めかけてたから、シーズンをやってくれることは本当に嬉しい」、「感染リスクには細心の注意を払いつつ、このまま何事も無く6月19日を迎えて欲しい」、「テレビやネットでの中継を増やしてくれたらいいな」といった歓喜の声が多数寄せられている。ツイッター上では「プロ野球開幕」、「開幕決定」、「セ・パ両リーグ」といったワードもトレンド入りした。 代表者会議後にオンラインで記者会見したNPB・斉藤惇コミッショナーは、「国民のみなさまを勇気付け、プロ野球以外のスポーツにも開催の指針を示すことができればと思う」と話している。プロ野球が開幕すれば他競技にとっても開幕・再開への追い風になるとみられるが、このまま6月19日に多くの人が待ち望む開幕を迎えることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について森本稀哲氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/onifukkusencho山川穂高の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Hotamyon井納翔一の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/shoichi_de_15近本光司の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/koji_speed5
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