近本光司
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スポーツ 2022年02月14日 19時30分
阪神・近本、優等生イメージからキャラ変? 矢野監督・井上ヘッドら首脳陣への“煽り”が増えた背景は
2019年のプロ入りから阪神でプレーし、昨季までに「402試合・.292・28本・137打点」といった通算成績を残しているプロ4年目・27歳の近本光司。13日に伝えられた井上一樹ヘッドコーチとのやりとりがネット上で話題となっている。 報道によると、近本はこの日同僚・木浪聖也と共に二塁守備につき、井上ヘッドがノッカーを務めたノックに参加。終了後、取材に応じた井上ヘッドは「途中で近本が『ほんま、クソヘッド』と思ったらしい」、「『捕れるわけねぇだろ』と思ったらしいけど、それが『愛じゃねぇか』となだめといた」と、難しいコースへの打球に不満をあらわにする近本をなだめたというやりとりを笑い交じりに明かしたという。 近本と木浪はこの日のノックでは井上ヘッドから約1時間にわたり、計273球のノックを受けている。井上ヘッドは最後の1本を打った瞬間にノックバットが折れるほど、左右に速い打球を打ち続け両名を泥だらけにさせたという。 >>阪神・藤浪に「試合では使えん」球界OBがカーブ投球を酷評し物議、三振奪うも露呈した致命的な問題とは<< 井上ヘッドが明かしたやりとりを受け、ネット上には「1時間ぶっ続けで左右に振られまくったわけだから文句言いたくなる気持ちも分かる」、「二塁手の木浪はともかく、外野が本職の近本にとっては相当キツかったんだろうか」と同情の声が挙がった。一方、「今までの近本のイメージとは大違いだな」、「近本ってこんな首脳陣をイジるようなキャラだったっけ?」といった驚きのコメントも多数みられた。 「近本はプロ入りからこれまでは真面目でストイックな優等生タイプの選手として知られており、首脳陣に反抗的な態度をとった、あるいは軽口を飛ばしたというようなエピソードはほとんど伝えられていません。ただ、今キャンプでは今回の井上ヘッドとのやりとりに加え、10日には練習開始前の円陣で『矢野さん、監督やめるってよ』と背中に書かれたTシャツを披露し、今季限りでの退任を表明している矢野燿大監督ら選手・首脳陣の笑いを誘ったことも伝えられています。近本が急に首脳陣イジりをするようになった理由は不明ですが、主力として3年を過ごして迎える今季は成績以外の部分でもチームを盛り上げられないかと考えて“キャラ変”した可能性も考えられるのではないでしょうか」(野球ライター) 13日の報道では「いろいろ思うこともあった。そういうことも言えるんで。そういう関係性があるんで。楽しくできた」と充実ぶりをアピールしたことが伝えられている近本。一部からは「多少の軽口も許されるほど井上ヘッドと信頼関係築けてるなら逆に安心できる」といった声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月22日 11時00分
阪神・高橋の負傷降板は矢野監督のせい? 本人は軽傷強調も、在阪メディアが指摘した問題点とは
「ピンチ」とは、快勝ムードの中に潜んでいるものなのかもしれない。 逆転優勝に向け、総力戦を仕掛ける阪神に“アクシデント”が発生した。10月21日の中日戦、矢野燿大監督は投打のキーマンを同時に失った。3試合連続で「3番」を任せるなど、打撃好調の近本光司が2回の守備から交代した。右太股の裏側を痛めたという。 さらに衝撃的だったのは、9回表の最後の守備。先発左腕・高橋遥人が投球練習中に“違和感”を訴え、降板した。矢野監督は試合後、両選手の状態について質問され、 「無理をさせないでおこうかな、と。大したことはないと思う」 と“重傷”でないことを訴えた。 >>阪神・矢野監督に「中途半端な策」 勝機を潰した奇策を田尾氏が批判、投手戦続く中セオリーを無視したワケは<< 高橋は試合終了の出迎えにも参加していた。矢野監督の会見を聞いた時点では額面通りに受け止めていたが、日付が変わる頃、「痛めたのは、左肘らしい」(球界関係者)との情報がこちらにも伝わってきた。 矢野監督は「大事を取って」と言ったが、高橋は投球練習中、両腕を後ろに向けて伸ばし、SOSのサインを送っていた。自らマウンドを降りようとしたのであり、完封目前の“おいしい勝ち星”を捨てたとなれば、かなりの痛みがあったのだろう。 「阪神のペナントレース最終戦は26日。雨天中止が生じた場合、27日に予備日が設けられていますが、高橋がもう一度投げてくることはないでしょう。だけど、クライマックスシリーズで勝ち星を計算できるピッチャーがいなくなりました」(プロ野球解説者) その高橋の“緊急降板”だが、阪神を応援する関西系メディアの中からも「人災、防ぐことができたはず」の厳しい意見が聞かれた。 「スコアは、6対0。リリーバーも登板過多になっているのは分かるが、完投にこだわる必要はない。本人が投げたいと言ってもそれを抑えるのも、監督、コーチの仕事」 しかし、8回を投げ終えた時点で、高橋の投球数は「90」。理想的な完投ペースであり、矢野監督の判断は間違っていないと思うが…。 選手の故障、危機管理と言えば、背中の張りを訴えていた大山悠輔の状態も気になる。先日20日のヤクルト戦では2試合ぶりのスタメン出場で、「もう大丈夫なのかな」と思ったが、近本、高橋を失った21日はまたベンチスタートとなった。試合終盤、代打で調整の一環として1打席に立ったが、快音は聞かれなかった。 「不振の佐藤輝明も途中出場で2打席に立ちましたが、本来の調子を取り戻すにはまだ時間が掛かりそう。クライマックスシリーズも厳しいと思う」(前出・プロ野球解説者) 前半戦を牽引した佐藤は不振のドン底。主砲・大山は故障。終盤戦のキーマンだった近本、高橋も怪我。首位ヤクルトとのゲーム差は「0・5」だが、仮に逆転優勝できたとしても、その後のクライマックスシリーズを勝たなければ、日本シリーズ進出は果たせない。「総力戦」とは特定選手に無理をさせることではない。 トラ首脳陣は選手の体調管理について考え直すべきだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月27日 15時30分
阪神・近本の試合後コメントに驚きの声「あの時の皮肉か」 過去の快挙を記憶から抹消?
26日に行われた阪神対DeNAの一戦。「9-3」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神のプロ3年目・26歳の近本光司のお立ち台コメントだった。 同戦に「1番・中堅」で先発した近本は、「5打数3安打・1本塁打・1打点」と活躍を見せチームの勝利に貢献。8回の第5打席は三塁打ならサイクルヒット達成だった(結果は一ゴロ)が、試合後のお立ち台では「昨日も牧(DeNA・牧秀悟)くんがサイクル打ってたので、今日来てくださった人のために打ちたかったんですけど、打席の中で『あっ、無理やな』と思う気持ちはありました」と三塁打は厳しいと考えていたことを明かした。 この発言を受けたインタビュアーは「いずれ大記録を達成してくれるとタイガースファンは信じてますよ」とフォロー。すると、近本は「ちゃんとしたサイクルは打ったことないので、これからの野球人生で一度はちゃんとしたサイクルを打ってみたい」と答えた。 >>阪神・佐藤に「わざと援護したのか?」の声 ライバルをアシストした怠慢プレーが物議、球団OBも激怒「スタメン外して」<< この近本の発言を受け、ネット上には「3年前のサイクルはちゃんとしてなかった…?」、「球宴のサイクルが無かったことにされてて草、あの時ケチつけられたことの皮肉か?」、「あれ忖度だなんだって結構言われてたけど、本人もそれなりに気にしてたのか」といった反応が寄せられている。 一方、「オールスターは公式戦では無いから、公式戦で打ちたいっていう意味で言ったのでは」、「近本の中では公式戦でのサイクルが『ちゃんとしたサイクル』扱いなんだろ」、「レギュラーシーズンで打って正式記録に残したいってだけで、そこまで勘繰るような言葉じゃないと思うなあ」と、別の意図を推測するようなコメントも複数見受けられた。 「近本は当時プロ1年目・24歳だった2019年オールスター第2戦(甲子園)で球宴史上2人目のサイクル安打をマーク。この記録は7回2死一塁の第5打席で三塁打を放ったことで達成されましたが、左翼から返球を受けた遊撃・源田壮亮(西武)が一度偽投を交えてワンバウンドで三塁へ送球したこと、三塁・松田宣浩(ソフトバンク)がこの送球を弾いた上で空タッチしたことなどから、一部ファンの間では『地元選手に花を持たせようという忖度で作られたようなサイクル』、『見え見えの援護で達成された記録に価値は無い』などと物議を醸しました。そのため、今回の近本の発言は当時難癖をつけてきた一部ファンに対する皮肉なのではと捉えているファンもいるようです。一方、オールスターは公式戦扱いではないことから、レギュラーシーズンの公式戦で打ちたいという意味を込めているのではという意見も見られます」(野球ライター) 一般的にサイクルヒットは三塁打を打つのが最も難易度が高いとされているが、近本は26日終了時点でリーグ2位タイの三塁打数(5本)を記録しており、2019年にはリーグ1位の数字(7本)を残した実績も持っている。そのため、一部からは「遅かれ早かれちゃんとしたサイクルは打てると思う」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月13日 19時30分
阪神のサイン盗み疑惑は「ヤクルトが打たれへんから難癖つけた」? 金村氏の主張が物議、対戦データとの矛盾指摘も
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、12日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 番組では阪神が9〜11日の対巨人3連戦に負け越した話題が取り上げられたが、金村氏は「完全に巨人にしっぽつかまれたね。(ゲーム差は)1.5だけど並ばれたような感じやね。それよりその前のヤクルト戦でサイン盗み疑惑が(あった)」とコメント。対巨人3連戦を振り返る前に、6日・ヤクルト戦で起こったサイン盗み疑惑について言及した。 同戦では「4-0」と阪神4点リードの5回表2死一、二塁の場面で、二走・近本光司が何度か左手を横に伸ばす様子を見ていたヤクルト三塁・村上宗隆が、近本が捕手の構えたコースを打者に伝達しているのではと審判員にアピール。すると、これを受けた阪神・矢野燿大監督がヤクルトベンチに向かい「絶対やってないわボケアホ!」と怒鳴り、ヤクルト・高津臣吾監督も「じゃあ動くなやオラァ!」と言い返すなど両軍は一触即発の状態となった。 >>阪神・近本、疑惑の行動は去年も? 矢野監督と審判団が大喧嘩、メディアも巻き込まれたまさかの大騒動<< その後審判団が両監督を本塁後方に呼び1分ほど協議して事態は沈静化したが、この騒動について金村氏は「テレビで見てたけど『アホちゃうか』と思って(た)」とコメント。続けて、「誰がこの時代にあんなね、セカンドランナーから打者にサインなんか送る奴がおんねん。ヤクルトがあまりにも打たれへんから、意識が過剰になってあんなんして難癖をつけたような(印象を受けた)」と、ヤクルト側の言いがかりのように見えたと口にした。 自身が現役だった1980~1990年代の球界では露骨なサイン盗みも少なからず横行していたというが、「もうそんな時代違うねん」という金村氏。「あんまりにもアホらしくて笑うてしもうたわ。『こんなんでようモメるなあ』って」と、両チームはむだに対立している印象だったと語った。 金村氏の発言を受け、ネット上には「確かに仮に盗みたいとしても、あんなバレバレのやり方はしない気がする」、「ヤクルト側はこの時押されてたから、イチャモンつけて調子を狂わせようとしたと取られても仕方ない」、「どちらのチームもしょうもないいざこざじゃなくプレーで闘志を見せてほしい」といった反応が寄せられている。 一方、「近本が紛らわしいことしてたから指摘したのに、それを難癖とか言われたらたまったもんじゃない」、「お前の言葉もヤクルト側への難癖じゃないか、打てないからケチつけたって何を言ってるんだ」、「金村はヤクルトの対阪神成績知らないのか? 今季はどちらかといえば打ってる方だと思うんだが」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「同戦ではサイン盗み騒動が勃発する前に阪神は5安打で4得点を挙げていましたが、ヤクルトは3安打で無得点。金村氏はヤクルト側が劣勢の状況だったという点も踏まえて、サイン盗み指摘は言いがかりだと主張したのかもしれません。ただ、今季のヤクルトは阪神相手に『.238(他5球団中3位)・12本(同3位)・59打点(同2位)・127安打(同1位)』とむしろ打っている部類であることから、金村氏の主張に反発しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合翌日の7日、セ・リーグ側は「サイン盗みがあったとは思っていないが、紛らわしい行為はないに越したことはない」と阪神側を注意している。これによりサイン盗み騒動は一応決着してはいるが、場外乱闘はもうしばらく続くのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月10日 11時00分
阪神・近本、疑惑の行動は去年も? 矢野監督と審判団が大喧嘩、メディアも巻き込まれたまさかの大騒動
6日に行われた阪神対ヤクルトの一戦。「5-1」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神・近本光司を巡る“サイン盗み疑惑”だった。 問題となったのは、「4-0」と阪神4点リードの5回表2死一、二塁での近本の行動。二塁からリードを取っていた近本は、ヤクルト先発・田口麗斗の投球直前に何度か左手を横に伸ばした。これを見ていたヤクルト三塁手・村上宗隆は審判員に対し、近本が打席の佐藤輝明に左手で、捕手が構えたコースを伝達しているのではとアピールした。 すると、村上の指摘を聞いて阪神・矢野燿大監督はヤクルトベンチに向かい「絶対やってないわボケアホ!」とどなり、ヤクルト・高津臣吾監督も「じゃあ動くなやオラァ!」と言い返すなど両軍一触即発の状態に。そのため、審判は試合を中断して両監督を本塁後方に呼び協議。協議は1分ほどで終わり、その後試合は再開された。 >>バレンティンと矢野監督のバトルにヤクルト選手が爆笑! コーチの制止も無視? 上田氏が“飛び蹴り乱闘”の裏話を暴露<< 7日にセ・リーグ側が「サイン盗みがあったとは思っていないが、紛らわしい行為はないに越したことはない」と阪神側を注意する形で決着したこの一件を受け、ネット上には「あれだけシュッシュ動かしてたら疑われても仕方ない」、「近本はもちろん、暴言言い合ってた両監督も反省してほしい」といった反応が寄せられた。一方、「近本は去年も怪しい行動で物議を醸してたな」、「また近本きっかけで矢野監督が激怒したのか」というコメントも見られた。 今回の騒動を伝える報道では、近本はベースとの距離や帰塁のタイミングを計るために、以前から左手を伸ばしていたと伝えられている。この行為が誤解を招いたことが騒動の引き金となった形だが、昨季も近本は試合中の不審な行為で騒ぎを起こしている。 騒動が起こったのは、2020年9月26日に行われたヤクルト戦。「1-2」と阪神1点ビハインドの8回表開始前、矢野監督は投手交代を告げようと審判団に近づいた。すると、審判の1人から言葉をかけられ、次第に口論に発展。口論は約5分にわたって続いたが、この時点では矢野監督と審判団が何を巡って言い争っているのかは分からなかった。 ただ、「1-2」で阪神が敗れた試合後、8回裏の口論の原因が7回表の近本の行動にあったことを複数メディアが報じる。この回は2死一塁から相手のエラーの間に本塁に突入した一走・小幡竜平へのアウト判定に対し、矢野監督がリクエストを要求。この間、次打者の近本は本塁後方で待機していたが、審判団は近本がバックネット裏の方向を振り返る様子を見て、ネット裏の記者から何らかの情報を得る違反行為を行ったのではと疑ったという。 これを受け矢野監督はあらぬ疑いをかけられたことに加え、審判団が時間差で指摘したことから「そんなことするわけないでしょ!」、「(事実確認は)終わってからやればええやないか!」とヒートアップ。試合後も怒りは収まらず、審判団に再度「疑われる行動があったなら申し訳ありません。でもなんで試合中に言う必要があるのか」と抗議したという。 ただ、その後セ・リーグ側が事実確認したところ、記者席でモニターを見ていたある記者が両手を左右に広げながら口にした「セーフ」という言葉が、換気のため窓が開いていたこともあり思いかけず近本の耳に入ってしまったことが判明。そのため、セ・リーグ側は近本、記者の双方に他意はなかったと判断して阪神側に謝罪。審判団も阪神や当該記者に謝罪して騒動は沈静化した。 今回も前回も“シロ”と結論付けられているものの、物議を醸す行動が相次いでいる近本。本人は真面目な性格と伝えられているため、疑惑の行動が頻発することを不思議に思っているファンも少なくないが、今後は今まで以上に注意して試合に臨む必要があるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月08日 19時30分
阪神・矢野監督、ミス連発の近本を叱責もファンから反発「1人だけに責任を被せるな」批判相次ぐ
7日に行われた阪神対巨人の一戦。試合は「3-2」で巨人が勝利したが、阪神・矢野燿大監督の試合後の発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>阪神・藤浪、二軍降格待望論が浮上するワケ 「もう1回はと思っているけど…」矢野監督も決断に含みか<< 4日から行われた(6日は雨天中止)同カードで「1勝1敗」とし、7日の試合で勝てば勝ち越しという状況だった阪神。だが、両チーム「0-0」で迎えた3回表1死満塁、タッチアップ阻止を狙った中堅・近本光司の本塁送球が捕手・梅野隆太郎の頭を大きく超える悪送球となり三塁ランナーが生還。近本の送球ミスで先制を許してしまった。 さらに、近本はこのミスを意識して丁寧にいきすぎたのか、続く4回表1死二、三塁の場面でも本塁にスリーバウンドで送球しまたもや三塁ランナーの生還を許してしまう。2度の送球ミスで2点を奪われたことも響き、阪神は5カードぶりに負け越す結果となった。 試合後、矢野監督は報道陣に対して「今日は近本で負けた」と近本を名指しで批判。その上で、「近本自身が成長して、近本自身が残り試合でチームをどう勝たせていくか」と次戦以降での名誉挽回を求めている。 矢野監督のコメントを受け、ネット上には「矢野監督の言う通り、近本のミスが無ければ十分に勝機はある試合だった」、「1個目のミスよりも、それを引きずって消極的になった2個目のミスの方がいただけない」、「手元が狂ったのかどうか知らないけど、同点・僅差の場面で同じミス連発するのは叱られて当然」と同調する声が寄せられている。 一方、「近本1人の責任じゃない、カットプレーをしなかった内野手も悪い」、「近本の補殺数考えたらどう考えても内野手がカットに入るべきだった」、「矢野は近本だけじゃなくてカット怠った内野陣も叱責すべきだろ、1人だけに責任を被せるな」といった批判や反発も複数見受けられた。 「2018年のドラフトで1位指名を受け阪神に入団した25歳の近本は、昨シーズンリーグトップの補殺数(10個)を記録していますが、今シーズンの補殺数はここまでゼロ。送球で結果を出せていないことを考えると、3、4回のミスはどちらも内野手がカットに入る方がリスクは少なかったと思われます。ただ、阪神内野陣は1度目のミスの時は誰もカットに入らず。2度目のミスの際は遊撃・木浪聖也が送球のライン上には入りましたが、カットはせず送球を見送っています。これらの点を踏まえ、今回のミスは近本だけでなく内野陣にも非があると考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 同戦の敗戦で首位巨人と8.5ゲーム差となった上、0.5ゲーム差でDeNAに抜かれ3位に転落した阪神。首位との差を詰められずに逆に突き放されたことで、逆転優勝は非常に厳しい状況となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月03日 11時45分
阪神・近本、先輩たちの二の舞に? 高山・中谷・坪井…チームの有望株が育たないワケは
チームが好調な今だからこそ、やっておかなければならないことがある。7月の1か月間、矢野阪神は14勝8敗2分と絶好調だった。8月は黒星スタートとなったが、DeNA3連戦の最終戦(8月2日)、防御率1点台の平良拳太郎に土を付けてみせた。トラの勢いはホンモノと見て間違いないだろう。 「好調なチームを牽引しているのは、復調したボーアとサンズの2人。大山悠輔を4番に固定できたのも大きい」(在阪記者) 同日からスタメンに糸井嘉男も帰って来た。矢野燿大監督が期待する左腕・高橋遥人も一軍に交流し、チームの雰囲気も明るくなったが、不安要素もないわけではない。「1番バッター」、プロ2年目の近本光司外野手の起用法だ。 今季の近本は「2番」の打順でスタートした。矢野監督が1番に糸井を置く攻撃的な打順を組んだからだが、その後、俊足の近本は「1番」に戻った。2日のゲーム終了時点で、36試合中26試合に近本が1番に入っている。しかし、今季の近本の打率は2割4分6厘と低迷。盗塁12はリーグトップだが、出塁率が3割1分1厘なので、「1番バッター=出塁とチャンスメーク」の役割を果たし切れていない。糸井、陽川らが代わって1番に入る理由はこの辺にありそうだ。 そんな近本の起用法について、賛否両論が出ていた。 「打撃不振には目を瞑って、使い続けなければリードオフマンとして育たないと指摘する阪神OBも少なくありません。矢野監督は他選手にもチャンスを与えるため、打順を固定しない方針ですが」(プロ野球解説者) 近本は四球をここまで「10」しか選んでいない。矢野監督のエコ贔屓を許さない起用法に称賛の声も出ているが、近年の阪神にはイヤなジンクスも見られる。 昨季、近本は「盗塁王」のタイトル以外にも、セ・リーグの新人安打記録を更新してみせた。1958年の長嶋茂雄氏以来の記録更新というのもスゴイが、2016年、当時新人だった高山俊は、新人選手の球団安打記録を更新したものの、2年目以降は伸び悩んでいる。さらに遡れば、新人球団安打記録の前記録保持者だった坪井智哉(1998年)も、2年目以降はパッとしなかった。 「陽川、中谷、伊藤隼、江越らも頭角を現し、次のシーズンに期待されました。でも、結果を残せませんでした」(前出・プロ野球解説者) 壁にぶち当たった選手たちの前例を見ると、近本は1番バッターとして、今後もレギュラーであり続けるかどうかの分岐点に差しかかっているのかもしれない。 矢野監督が近本を1番から外した直近の試合は8月1日。東京ヤクルトに2連敗し、DeNAとの3連戦初戦を引き分けた翌日である。チームの勝利を最優先した打順変更だったのだろう。 「矢野監督は近本を1番から外しても、2番で試合に使ってきます。打順が変更すればその役割も変わってきます」(前出・在阪記者) 近本は打順が変わることについて、特に何も言っていないそうだ。スタメンから外さないのも、矢野監督の愛情だろう。近本がスタメンから外れた試合は6試合しかない。この状況を中途半端とするのが非難する側の思想の一つにもなっているが、「近本の走塁能力は捨てがたい」という声も多い。この辺も矢野監督を迷わす理由になっているようだ。 リードオフマンを育てる――。近本を1番で完全に固定するとしたら、チームが好調な今しかない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月02日 11時00分
阪神、北條・近本は選手生命の危機だった?「1人では生活できない」正面衝突で大怪我を負った西岡の悲劇
7月30日に神宮球場で行われた阪神対ヤクルトの一戦。「6-0」でヤクルトが勝利したこの試合中、多くのファンの心配が集まるプレーがあった。 問題となったのは、「1-0」とヤクルト1点リードで迎えた7回裏に飛び出たプレー。この回ヤクルトは阪神・藤浪晋太郎から1点を奪いなおも2死一、三塁のチャンスを作るが、ここで迎えた上田剛史が遊撃後方へフライを打ち上げてしまう。ところが、この打球を追った阪神の遊撃・北條史也と中堅・近本光司が交錯しどちらも捕球できず。落下したボールが転がる間に2者が生還し、思わぬ形でヤクルトが2点を追加する結果になった。 >>元阪神・片岡氏、北條のレギュラー入りを熱望?「糸原が帰ってきても外せない選手に」発言に「植田の方がマシ」と反発も<< 幸いにも交錯した北條、近本に怪我はなかったが、ネット上には両者を心配する声が多数寄せられた。一部では「西岡のような事態にならなくて良かった」、「西岡みたいな悲劇はもう見たくないから本当に気をつけて」といったコメントが見られた。 コメントで挙がっている「西岡」は、2013年から2018年にかけて阪神に所属した内野手・西岡剛。阪神では主に二塁、三塁を守っていたが、在籍中の2014年シーズンに守備中の交錯で大怪我を負うアクシデントに見舞われている。 2014年3月30日、東京ドームで行われた阪神対巨人の一戦。「0-0」で迎えた2回裏、阪神は先発・榎田大樹(現西武)が1点を失いなおも2死一、二塁というピンチだったが、迎えた巨人・大竹寛が二塁後方へフライを打ち上げる。同戦に「3番・二塁」で先発出場していた西岡は、打球を捕球するため猛ダッシュで背走した。 しかし、西岡と同じく右翼・福留孝介も打球に猛チャージをかけており、打球が落下する寸前で両者は交錯し倒れ込んでしまう。落下したボールが転々とする間に2者が生還し巨人が2点を追加したが、この間も西岡と福留は倒れ込んだまま。プレーが止まった後、すぐに阪神ベンチから和田豊監督(当時)やトレーナーが飛び出し両者の元へ向かった。 それから約2分後に福留は何とか自力で起き上がったが、西岡は15分ほど経過しても倒れ込んだまま動けず。そのため、急きょグラウンド上に乗り入れた救急車で救急搬送するという措置が取られた。 想定外のアクシデントに見舞われたショックは大きかったのか、阪神はその後「12-3」で巨人に大敗。交錯後一度は出場を続行した福留も、4回表の攻撃では打席に立ったものの、その裏の守備で交代した。 試合後、両者が病院で検査を受けた結果が伝えられたが、福留の負傷が胸部打撲のみにとどまった一方、西岡は鼻骨骨折、左肩鎖関節脱臼、左右の第一肋骨骨折など複数箇所を骨折する大怪我。西岡は数日間の入院を経て4月2日に退院したが、同月5日に自身のSNSを通じて「まだ1人では生活できない状況」と日常生活にも支障が出ていることを告白。また、この時点では各種報道でも全治は不明とされていた。 しかし、西岡はその後懸命にリハビリを重ね、同年6月27日の対中日戦で「1番・三塁」で一軍復帰。その後、交錯の影響による背中の痛みで翌7月下旬に再び登録を抹消されるも、終盤戦の9月に一軍に復帰し代打中心で出場。ポストシーズンからはスタメンに復帰し、チームの日本シリーズ出場に貢献した。 西岡と福留がなぜ交錯したのかについてだが、後の報道によると福留は西岡から「僕が深追いし過ぎました」と自分に非があると言われたという。だが、同戦には4万5666人もの大観衆が詰めかけていたことから、両者の声が大声援にかき消され連携が取れなかった結果とする見方もある。実際、別の報道では同戦で西岡の処置に当たったトレーナーが「あの大観衆で声は聞こえない」、「衝突するまでの間に『これはぶつかるな』と思い、既にベンチの外に出ていた」と語ったことも伝えられている。 今回の交錯は北條が打球を深追いし過ぎたことが主な原因とされているが、チームを率いる矢野燿大監督は「その悔しさを練習にぶつけて、その結果を試合に出すしかない」と北條を責めずに奮起を促している。今後の試合では怪我には十分気をつけた上で、汚名返上の全力プレーを見せたいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月02日 20時30分
福本豊氏、阪神・近本の独自の練習法に「指の使い方を覚えられる」と絶賛 2年目の飛躍へ向けた課題も指摘
元阪急で野球解説者の福本豊氏が、1日放送の『ガチ虎!』(ABCラジオ)に電話で生出演。阪神・近本光司について言及した。 今回番組では5月19日に収録され、同月28日に『虎バン』(ABCテレビ)の番組公式ユーチューブチャンネルで公開された福本氏と近本の対談を音声付きで紹介。紹介後に福本氏は近本について語った。 福本氏はまず、対談の中で近本が語った「裸足で砂の上や山道を走る」という調整方法に着目。「裸足で走ると、足の裏や指の使い方を覚えられる。今の運動靴は優秀だけど、使うものを使わないっていう(部分がある)」と、靴の性能に頼らずに脚力が鍛えられる調整方法だと評価した。 福本氏は続けて、近本の今シーズンについて分析。昨シーズンは「前半戦は(他球団が)『どんな選手かな?』と探りを入れてたけど、後半戦はデータを(洗い)出されて数字が下がった」としつつも、「攻められ方の中身もだんだん分かっただろうから、(昨シーズンに比べて)対応はできると思う」と推測した。 また、福本氏は近本に対し、自身の盗塁やチームの得点効率を上げるために出塁率を最も重視すべきと指摘。「去年は三振も多かったけど、(減らせば)その分だけヒットや四球も増える」と、出塁率を上げるために昨シーズンの「110個(セ・リーグワースト9位)」から1つでも三振数を減らすことが必要だとした。 福本氏は番組の最後に、「一番の敵は調子云々ではなく故障。特に足回りの故障はごまかしがきかないからね」と近本にアドバイス。怪我なく1年を戦い、個人、チーム共に良い成績を残してくれることを期待していた。 今回の放送を受け、ネット上には「砂の上を走るのはボクサーとかもやってる練習だからかなり効果あるんじゃないか」、「去年は出塁率が3割ちょっとしかなかったから、率上げれば40、50盗塁は出来るはず」、「三振を減らして塁に出る回数が上がれば、投手の気が散って後ろの選手も打ちやすくなりそう」、「近本に抜けられると相当キツイから、福本の言う通り怪我だけには気をつけて」、「チームの勝ち負け関係なく見たいと思える選手の1人だから、とにかく1年間健康に過ごしてほしい」といった反応があった。 昨シーズンはルーキーながら「142試合・.271・9本・42打点・159安打・36盗塁」といった数字をマークし、盗塁王や新人特別賞も獲得した25歳の近本。福本氏の期待に応え、昨シーズン以上の成績を残すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月25日 20時50分
プロ野球、開幕日の正式決定にDeNA・井納ら反応「1軍で開幕が迎えられるように」 ファンからは「中継増やして」と要望も
新型コロナウイルスの影響で、開幕延期が続いていた今シーズンのプロ野球。25日、セ・パ両リーグの開幕日を6月19日に決定したとNPBが発表した。 同日にオンラインで行われた12球団代表者会議で、NPBと12球団は緊急事態宣言が全面解除されることを前提として、開幕日を6月19日にすることを決定。今後は6月2日から14日までオープン戦・練習試合を行うが、当面の間は無観客での開催を継続することとなっている。 今シーズンの開幕は当初3月20日に予定されていたが、新型コロナの影響を受け同月12日に4月10日以降への延期が決定。その後も開幕日は複数回延期され、この間に交流戦やオールスターの中止も決まっていた。 開幕日の決定を受けて、複数の選手・OBがコメントしている。日本ハム・森本稀哲氏は自身の公式ツイッターに投稿し「キターーー!!」と歓喜。西武・山川穂高も自身のツイッターに、打撃練習中の自身の姿を収めた動画を添え「いこーよいこーよ」と投稿した。 DeNA・井納翔一は自身のツイッターに投稿。「しっかりとアピールして1軍で開幕が迎えられるようにやっていきます」とオープン戦・練習試合への意気込みを表明した。 阪神・近本光司は自身のインスタストーリーに投稿。甲子園でプレーする自身の写真を添え、「プロ野球6月19日開幕決定しましたね」、「当面は無観客ですが、あの歓声をもう一度味わいたい」と観客入場が早く解禁されることも願った。 また、ネット上のファンからも「交流戦、オールスターの中止で諦めかけてたから、シーズンをやってくれることは本当に嬉しい」、「感染リスクには細心の注意を払いつつ、このまま何事も無く6月19日を迎えて欲しい」、「テレビやネットでの中継を増やしてくれたらいいな」といった歓喜の声が多数寄せられている。ツイッター上では「プロ野球開幕」、「開幕決定」、「セ・パ両リーグ」といったワードもトレンド入りした。 代表者会議後にオンラインで記者会見したNPB・斉藤惇コミッショナーは、「国民のみなさまを勇気付け、プロ野球以外のスポーツにも開催の指針を示すことができればと思う」と話している。プロ野球が開幕すれば他競技にとっても開幕・再開への追い風になるとみられるが、このまま6月19日に多くの人が待ち望む開幕を迎えることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について森本稀哲氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/onifukkusencho山川穂高の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Hotamyon井納翔一の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/shoichi_de_15近本光司の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/koji_speed5
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