全話平均視聴率が最も高かったのは、日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)で12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。一方、4.1%でワースト1位となったのは日曜ドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)。
そんな中、4.2%でギリギリワースト2位となった水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)に、ネット上から「もったいない」といった声が相次いでいるという。
>>TBSドラマ、キャッチコピー炎上 アラサー独身女性を“オトナ未満女子”に批判「気持ち悪」<<
「芳根京子主演の本作。メインキャストには重岡大毅(ジャニーズWEST)がいたほか、キーパーソンとして渡辺大知も出演するなど、メインキャストの演技力が高い印象でした。一方、ストーリーの題材となったのは、知的財産や特許など。恋愛展開はなく、登場人物たちがひたすら仕事に邁進する姿が描かれました」(ドラマライター)
芳根は朝ドラ女優。一方、重岡も演技派ジャニーズとして知られ、19年7月期に放送された『これは経費で落ちません!』(NHK総合)の演技で評価されたほか、21年7月期には『#家族募集します』(TBS系)で、ゴールデン・プライム帯ドラマ初主演も務めていたが――。
「内容がお仕事系だったこともあり、同時間帯に放送されていた恋愛ドラマ『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系)に女性視聴者を奪われる形に。本作も華のあるメインキャストだったにも関わらず、最終的には全話平均視聴率で1.4ポイントの差をつけられてしまいました。ストーリーも、これまで日の当たらなかった日本の知財を分かりやすく噛み砕いて説明してくれて勉強になる内容だったために、この結果を残念がる視聴者の声も見受けられました」(同)
ネット上からは「面白かったのに視聴率低いのもったいない」「視聴率低い=面白くないわけではない」「話題にならなかったけど好きなドラマだった」という声が集まっていた。
視聴率こそ低かったものの、続編を望む声も多く寄せられていた。