問題となっているのは、北川氏が24日夜に投稿したツイート。この日は永瀬主演の単発ドラマ『FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました』(フジテレビ系)が放送されており、永瀬演じる主人公の朝川千空ら男子4人が、男性CAを目指して葛藤するストーリーが描かれていた。
番組は『ワールドカップバレーボール』の影響で20分繰り下げになり、23時08分に終了したが、その約30分後に北川氏はツイッターを更新し、「声の高さが微妙。落ち着かない。その役者さんを見ての私の感想」と、名前こそ出さないものの、酷評する一文を投稿。「声の高さ、大事。あえて、そこに宛書きってのもあるのかもしれないけれど」と厳しくつづっていた。
作品名や役者名は出さなかったものの、声が高いと言われている永瀬の主演ドラマ直後のツイートということもあり、北川氏のこの発言にネットからは、「脚本家なのに公の場でこんなこと言う?」「明らかに誰か分かるタイミングでこれはない」「発信せず自分の中で思ってればいいのに、性格が悪いとしか思えない」という批判が殺到している。
「北川悦吏子氏と言えば、かつてヒットドラマを連発し、『恋愛の神様』とまで呼ばれるまでになった脚本家ですが、18年上半期に放送されたNHK連続ドラマ小説『半分、青い。』の脚本を手掛けた際、自身や自身の娘にまつわるエピソードを多数盛り込んだり、ヒロインが夫に『死んでくれ』と言わせるなどして批判が殺到する事態に。しかし、北川氏はめげず、批判が多く集まる回に対し、ツイッターで『見応え回です』『神回』などを連発し、視聴者を煽っていました。放送中は北川氏のツイッターが毎日炎上するほどの騒ぎになっていましたが、北川氏はそうした批判も、『半分、青い。』の宣伝になると考えていたのかもしれません。煽りツイートは最後まで衰えることなく続いていました」(芸能ライター)
批判とはいえ、大きな注目を集め続けた北川氏のツイート。こうした経験で味をしめた上での炎上商法だったのかも知れないが、一方的なツイートはドラマファンからの信頼を大きく落とす結果になってしまっていた。
記事内の引用について
北川悦吏子氏の公式ツイッターより https://twitter.com/halu1224