モテる男性は、相手の気持ちとか雰囲気とかを上手に汲み取って、絶妙な距離感を保てるんです。逆に、モテない男性は距離感を間違えて失敗しがちです。では、モテない男性がやりがちな近すぎる距離感とはどのようなものでしょうか。
まず一つ目は、デートに行けた時点で彼氏ヅラする男性です。このタイプの男性は、女性が「ちょっと強引な男が好き」という意味を履き違えているのかもしれません。
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例えば、初めてのデートなのに、急に下の名前で呼び始めるとか。何の前触れもなく「○○ってさぁ」と呼び捨てされたら、女性は「え?」って固まってしまいます。人によってはその時点でもう次のデートは無しと決めることもあるでしょう。
「デートに誘われて、行くって返事をした後すぐに、LINEでの呼び方が下の名前になってギョッとしました。何、勝手に呼んでんのって。なので、デート行くって言ったんですけど、結局断っちゃいました」(20代女性)
女性にとって、下の名前で呼ばれるのは特別な意味があることが多いです。ですから、付き合ってもいないのに下の名前、しかも呼び捨てにされたら冷めてしまいます。
もう一つの間違った距離感は、ボディタッチです。デートが数回目なら、ボディタッチも許されることが多いんですが、このボディタッチの場所や雰囲気が間違っているのは致命的です。
「二回目のデートの時に、相手が私の腰に手を回してきたんです。まだそこまで仲が良いわけじゃないと思っていたので、思わず振り払っちゃいました」(30代女性)
腰に手を回すボディタッチは、彼氏にしかされたくないという女性が大半のはずです。腰だけでなく、ちょっとセクシャルな意味を持つボディタッチは、正式に付き合うまでは止めておいた方が良いでしょう。
恋愛ではたった一度の失敗で、相手に避けられてしまうことも少なくありません。モテる男性を観察していると、絶妙な距離感の意味がわかるかもしれませんよ。
文/恋愛ライター・大山奏