モテない男性は、女性から1を聞かれて10を返します。モテない男性は、自分自身を知って欲しいという欲求が強すぎるため、何でもかんでも言葉にして伝えなければと思ってしまうのでしょう。その結果、普通ならテンポよく進むはずのLINEの会話のテンポが悪くなり、女性から「面倒くさい」と思われてしまうのです。
実際に、女性が経験した例を見てみましょう。
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女性「休みの日って何してるの?」(20代女性)
男性「基本的にはインドア派なので、家でゲームしてることが多いかな。お腹が空いたら適当にご飯食べてのんびり過ごしてる。でも、外に出るのが嫌いってわけじゃなくて、ショッピングにも行くし、ドライブに行ったりもするよ。もし行きたいところがあるなら、連れて行ってあげるよ」(20代男性)
これをLINEで送ると10行以上になってしまいます。ここで、女性の半数くらいは気持ちが萎えてしまい、「そうなんだ」くらいに返事をして終了になることもあるでしょう。こういうことが何度も続くと、「この人とLINEすると長くなるからやめておこう」と思われてしまうわけです。
もちろん、聞かれたことをスルーしろと言っているわけではなく、「好きなのはゲームとドライブかな」くらいに返した方が、会話が成立しやすいということです。
そして、回答に多少余白を残しておいた方が、相手の興味を引きやすいという点もポイントです。上の例なら「ドライブ行くんだ。どんなところ行くの?」など、女性の方も次の会話やデートにも繋げやすくなります。
LINEだけでなく、普段の会話でも相手とのテンポは大事。全部を言おうとしなくても、気になれば相手から聞いてもらえます。全部を説明しようとして圧が強いと思われないように気をつけてくださいね。
文/恋愛ライター・大山奏