なぜ、こういう男性がモテないのでしょうか。それは、こういう人の本音を考えてみるとすぐにわかります。
まず、「ありのままの自分」とは何でしょうか。それは「自分が好きな自分」であり、「今の自分」なわけです。ということは、こういう男性は、誰かに好きになってもらうために努力をしたり、お付き合いしたい人のために自分の価値観を変えようという気は全くないことがわかります。言い換えると、「自分は変わる気がないから、そちらが合わせてね」と同じなのです。
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こういう気持ちを女性たちはすぐに見抜きます。ですから、最初は自分を持っててカッコいいなと思ったとしても、付き合うにつれて「あれ?この人、自己中なだけじゃない?」と気づいてしまいます。そうなってまで一緒に居続けたいと思ってくれる女性がどれくらいいるでしょうか。本当に「ありのまま」のその人の魅力が相当強くないと難しいですよね。
ある女性がこんなことを言っていました。
「付き合ってしばらくしてから、家に遊びに行きたいって言ったら“俺、掃除苦手だけどそれでも大丈夫?”って言われたんです。彼女を家に上げるんだったら、苦手でも掃除くらいしてくれないのかな? それとも掃除に使う時間すら掛けるのが嫌なのかな? って思っちゃいました」(20代女性)
好きな人のためになら、譲るところは譲る。自分の苦手なことも努力する。それくらいはできないと、お付き合いを続けていくのは難しいですよね。もちろんこれは、男性に限った話ではありませんが…。
文/恋愛ライター・大山奏