警察によると、男は2020年11月7日、札幌市西区で2日間の予定でレンタカーを借りると、そのまま行方をくらまし、連絡が取れなくなる。2021年5月に車を貸した店舗が警察に通報し、捜査を進めた。
その結果、今年5月に札幌市内の駐車場で車を発見。男の行方は依然として不明だったが、今月8日になり男の居所を掴み、横領の疑いで逮捕した。結局、男は2年半にわたり車を借り続け、延滞料は実に約400万円に及ぶことになった。
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警察の取り調べに対し、男は容疑を認めた上で「借りたレンタカーのバッテリーが上がったため駐車場に放置していた」と供述しているとのこと。通常、バッテリーが上がった場合、速やかにレンタカー会社に連絡するなどの措置を取るべきだと考えられるが、男はなぜか放置した。
この事件に、ネット上では「バッテリーが上がったなんて、苦しい言い訳だとしか思えない。2年半のツケはたっぷりと払ってもらわないと困る」「言い訳があまりにも幼稚すぎる。これで本当に31歳なのだろうか」「駐車場に止めていたというが、その料金はどうしていたのか。言っていることがすべておかしい」と呆れの声が上がる。
また、「400万円といっても無い袖は振れないし、貸した側は大損になる。許せない」「どうせ払えないし、払うつもりもないだろう。法律も軽いし、レンタカーも性善説でやっているなと感じる」「警察も本気で捜査していたとは思えない。GPSで位置情報を管理するしかないのでは」という意見も出ていた。