男は3月15日から22日にかけ、訪れていた宮古島市のキャバクラ店で代金を支払う能力がないにもかかわらず、1本10万円のシャンパンを80本以上注文するなど豪遊を重ね、865万2000円分の飲食の提供を受けた疑いが持たれている。警察の取り調べに対し、男は「その通りです」と容疑を認めている。865万2000円という極めて高額な金額を無銭飲食するとは驚きだ。
異常な事件に、「どうやって騙したのか。不思議で仕方ない」「普通シャンパン80本提供するか?店側にも問題があると思う」「店が疑いを持たなかったことの方が問題だし不思議。豪遊する客が他にもいたということなのか」と驚きの声が上がる。
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一方で、「この店自体もボッタクリだったのでは…」「865万円の請求も信じがたい。シャンパンが10万もするのか?」「店も男を騙そうとして、太らせるだけ太らせたのでは?」という指摘も。ただし、このキャバクラがボッタクリ店だったという報告はない。
今回のような豪遊を重ねたボッタクリ被害は多々発生している。14日には兵庫県姫路市のガールズバーで、詐欺罪で実刑判決を受け出所したばかりの56歳男が、3月26~27日に代金を支払う意思や能力がないにもかかわらず、63万円相当のサービスを受けたとして逮捕されている。
また、昨年8月にも福岡市中洲のキャバクラでおもちゃの札束を見せながら約120万円相当を無銭飲食した男が逮捕された。この男も前科持ちで、「刑務所に戻りたい」ということを理由に挙げていた。
キャバクラやガールズバーで頻発する無銭飲食事件。店側は何らかの対策をする必要がある。