逮捕された男は11日の夜、中洲の飲食店を訪れると、VIPルームへと向かう。女性を指名すると、寿司や高級シャンパン「ドン・ペリニヨン」、ビールなど16点を注文し、8時間にわたり飲食を続けた。結局、会計金額は約110万円にまで及んだ。その際、男は財布の中におもちゃの札束を忍ばせていたという。
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いざ代金の支払いとなると、札束はおもちゃであることが発覚。本物の現金は、僅か1000円程度しか持っていなかった。当然、従業員が警察に通報し、詐欺容疑で現行犯逮捕された。取り調べに対し、男は「支払いできないとわかっていたが、酒が飲みたかった」と話し、容疑を認めている。
金がないことを知りながら、おもちゃの札束を持って豪遊した男に「度胸が凄い。普通、金が無いとわかっていたらそんなことはできない」「無職の発想は凄い。こんな大胆なこと、普通の人間なら絶対にできない」「酒が飲みたいなら働けよ」と男の行動に怒りや驚きの声が上がる。
また、「店は事前に金を持っているか確認しなかったのか」「これだけ注文させる店もなかなか凄い」という指摘や、「よく警察に届けるだけで済んだ。怖い人が出てきてボコボコにされる可能性もあった」「玄界灘に沈められなくてよかったね」「こういう店って警察に通報できないものと思っていた」などの声も出た。
「どうしても酒を飲みたい」と話す容疑者。豪遊したいのなら、まずは額に汗して働くことから始めるべきだった。