マルティネス投手は6日の巨人戦で、キューバ出身投手として初めて、NPB通算100セーブを達成していた。
その翌7日、試合前の練習の合間に、投手陣からマルティネス投手にサプライズでケーキが贈られることに。スポーツ紙各社の記事には、投手陣がケーキを持ったマルティネス投手を囲い、拍手している様子を写した写真が公開されている。
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しかし、問題となっているのはそのケーキに書かれた文言。マルティネス投手のイラストとともに、「祝 100セーブ」「亡命、ダメ、ゼッタイ」と記されていた。
「中日と言えば、昨シーズンまで活躍していたジャリエル・ロドリゲス投手がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場後から姿を消すという事態に。開幕後も来日せず、亡命してしまったという経緯があります。
しかし、キューバでは、低迷する経済事情のために、若者を中心にアメリカへの亡命が後を絶たない状態。ロドリゲス投手の亡命も、家族をアメリカで養うための仕方のない選択だったという見方もあります」(スポーツライター)
それだけに、このケーキにネット上からは「公式がネタにしていいことじゃない」「ギャグとして扱うにはセンシティブすぎる」「キューバ選手に対するジョークとしては明らかに一線越えてる」「これはちょっとリテラシーなさすぎる」「亡命を寮の脱走とかと同じレベルに思ってそう」といった批判が殺到していた。