今回の動画で藤川氏は2023年の阪神が相対するセ・リーグ5球団について、自身が思う強みや課題などを語った。
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問題となっているのは、セ5球団の中で最後に触れた昨季最下位・中日への評価。藤川氏は優勝したヤクルトについて守護神・マクガフ流出の穴が埋まっていないと指摘した。ほか、5位・広島は新井貴浩新監督の采配が後手後手になる可能性があるなどと、他4球団への見解は具体的に語っていた。
ただ、中日については「(阪神としては)大丈夫です。何にも問題ないです。例えば中日に負け越したとしても、中日が浮上することはないと思います」と、具体的なことを特に語らないまま今季の苦戦を予想した。
この藤川氏の発言に、ネット上では「中日は眼中にないって感じの言い方でファンとしてはムカつく」、「中日だけは語るまでもないってことか? それはさすがに舐めすぎでは?」、「個人の考えは自由だけど、上位浮上はないって秒で切り捨てるのは失礼な感じもする」といった批判が寄せられた。
ただ、ファンの反応は批判ばかりではなく、中には「中日の現状を考えたらボロカス言われても仕方ないだろ」といった指摘も上がっている。中日は昨季6月下旬から一度も最下位を抜け出せないままシーズン終了と大苦戦。また、オフには阿部寿樹(現楽天)、京田陽太(現DeNA)ら主力野手を相次いでトレード放出するなど大胆な戦力入れ替えを行ったことでもファンをざわつかせている。藤川氏も2022年11月15日に自身の公式Twitterに「ドラゴンズ阿部選手がトレード!?」、「右打者で中々あそこまでの選手いないと思う」と驚いた旨を投稿しているが、最下位の状況で主力を放出している点が低評価の一因となっている可能性もありそうだ。
中日・立浪和義監督は2023年の阪神について「投手陣は先発、中継ぎともにいい。打線は足も使える」などと警戒していることが3日に伝えられている。昨季の両軍の対戦成績は阪神から見て「13勝12敗」とほぼ五分だが、今季は果たしてどのような戦いが展開されるのだろうか。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
川藤幸三氏・横田慎太郎氏の公式YouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/@kawatokouzoyokotashintaro6314
藤川球児氏の公式Twitterより
https://twitter.com/kyuji22fujikawa