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“ハンカチ王子”斎藤佑樹、プロ野球生活失敗談明かす「気を配っておけば…」引退後も体型維持のためトレーニング

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斎藤佑樹

 元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が20日、都内で行われたウィザースホーム新商品「スポーツと暮らす家」発表会に出席した。

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 斎藤氏はウィザースホーム社のスポーツの楽しさや素晴らしさを感じながら、心地よく暮らせることを追求した「スポーツと暮らす家」プロジェクトに参加し、第一弾のモデルハウスを4月28日に初ローンチ。感想を問われると、「僕なりの思いを込めて一生懸命、家に対する思いを考えさせてもらいました」と話す。

 発表したモデルハウスは、自身の日常生活でのこだわりやアイデアが詰め込まれた内容になっていると言い、斎藤氏は壇上で自身の1日のスケジュールを紹介しながら、アスリートやスポーツが好きな人たちに適した住宅とはどんなものかを熱弁。「(発表した家は)玄関を上がってからお風呂に行くまでの時間を重要視しています。子どもが例えば野球の練習の後、(汚れた服のまま)リビングを通らずにお風呂に行けるように、動線も大事にしています。いろんな方がスポーツをできやすい環境を考えています」とこだわりを述べる。

 斎藤氏は「トレーニングルームを設けて、ガレージの中を素振りができるスペースにしたり。今、僕もジムに行っていますが、行かずに家でできるのが理想かなと思うので、屋内にはトレーニング機具を置いて、トレーニングができるように、また、外には7メートルくらいのスペースを作って、ちょっとしたキャッチボールやゴルフのスイングができるようにしました。ガレージは上からロープを垂らしてあって、登ったりもできます。スポーツをする方にとってはいい環境だと思います」と話す。

 自身の休日の過ごし方や、家庭内での食事のこだわりを聞かれると、「休みというのは僕の中で設けているわけではないので、1日のスケジュールは(休日も仕事の日も)だいたい同じ。食事はタンパク質を摂ることを心がけています。引退してからは量はあまり食べ過ぎないように心がけているのと、血糖値を上げないように心がけています」とこだわりを紹介。「今まで野球をやってきた中での失敗談でもあるんですけど、もっと食事に現役時代から気を配っておけば良かったなって思います」とも話して笑顔を見せた。

 現在の仕事については「いろんな方と話をして、『野球未来づくり』をビジョンとして掲げて活動しています」と紹介。「この家の提案も、球界に対しての新しい第一歩になるんじゃないかなって。現役時代に周りにいたアスリートたちの意見も聞いて、いろんなことをやっていければ」と意気込む。現役時代同様、現在もトレーニングを続けていることも明かし、「今は野球選手としてのトレーニングというより、体型維持を中心に。野球選手の頃は投手なので、あまり胸を大きくしたくなかったんです。でも今は鍛えています。ベンチプレスをしたり。現役時代はトレーニングルームでコミュニケーションを取っていたんです。それが家族でもできるといいなって、今回の家にもそのアイデアを盛り込んでいます」と話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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