報道によると、岡田監督は1日に本拠地・甲子園で行われた全体練習後に取材に対応。その中で、ビーズリーの故障について「(時間は)かかるやろな」と軽症ではないとした上で、「いなかったらいなかったで日本人で十分いけるからな」、「だから『絶対治せよ』とは言ってない。『早く戻ってきたらええと思う』よって」と語ったという。
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昨年12月に阪神に加入したビーズリーは、昨季までにメジャーで「18登板・0勝1敗1セーブ・防御率5.84」、マイナーでは「108登板・22勝17敗6ホールド3セーブ・防御率3.47」といった通算成績を残しているリリーフ右腕。阪神でもセットアッパー、守護神候補の一人として期待されていた。
岡田監督の発言を受け、ネット上には「岡田監督のコメント、明らかな嫌味だろ」、「二軍で干す気満々に聞こえる発言だ」、「このまま構想外もあり得るな、日本人でいけるのは事実だし」、「さっそく代役補充してるしマジで見限ったんじゃないか」といった憶測の声が寄せられた。
「今季の阪神ブルペンは守護神最右翼の湯浅京己が侍ジャパンに招集されており開幕いきなりの起用は困難なものの、昨季セットアッパー・守護神を務めた岩崎優や、2月25~26日のオープン戦に登板した富田蓮(25日/2回無失点)、石井大智(25日/1回無失点)、浜地真澄(26日/1回無失点)など手駒はそれなりにそろっています。また、3月2日にはこれまで先発調整を続けていた岩貞祐太が中継ぎに回ることも伝えられました。そのため、ビーズリーは今後のアピール次第では故障が治っても二軍暮らし、そのままオフにクビという展開に陥る可能性もあり得なくはないのでは」(野球ライター)
ビーズリーは1日の全体練習からチームに再合流し別メニュー調整を行ったというが、ここからどれだけ回復・アピールできるのだろうか。
文 / 柴田雅人