龍空は同日16時ごろ、インスタストーリーに投稿。自身の直筆サイン入りユニフォームに66件の入札、1万3510円の値がついているオークションサイトページのキャプチャ画像に、「時間を割いて書いてるのに悲しいですよね 書かなければよかった」と文字を入れて投稿した。
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龍空は昨季7月中旬ごろから遊撃のレギュラーをつかみ、「62試合・.248・0本・12打点」といった数字をマーク。オフの契約更改ではほぼ倍増の昇給(650万円→1350万円/推定)を勝ち取り、今季もさらなるステップアップが期待されている若手有望株の一人だ。
この龍空の投稿に、ネット上には「出品者にも入札者にもふざけるなと言いたい」、「まだ20歳の選手にこんなこと言わすなよ、恥ずかしくないのか」、「出品タイトルにラスト1品って入ってるが、これ他にもユニ売りさばいてるってことだよな」、「出待ちで何回もサイン貰って金儲けのダシに使ってるわけか…」、「これでサイン一切お断りとかなったら一生恨むぞ」といった怒りの声が寄せられている。
「球界では選手のサイン入りグッズがオークションサイト、フリマサイトを通じて転売されていることが以前から問題となっています。今年も6日にプロ野球解説者・上原浩治氏(元巨人他)がTwitterに投稿し『高橋由伸との連名サインボールがメルカリに…こういうのは本当に無くならないよね』と嘆き節。17日にはソフトバンク・和田毅がインスタストーリーに投稿し、自身の直筆サイン入りボールに2万2000円の値がついているフリマサイトの画像を添え『悲しいっすね…』とショックをにじませています」(野球ライター)
今春キャンプでは新型コロナの影響で禁止されていたファンサービスが3年ぶりに解禁されており、練習の合間を縫ってサインや写真撮影などに丁寧に応じている選手も少なくない。こうした選手の善意をむげにするような転売行為に憤っているファンは少なくないようだ。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
龍空の公式インスタグラムより
https://www.instagram.com/ryuku_trsrk45/
上原浩治氏の公式Twitterより
https://twitter.com/TeamUehara
和田毅の公式インスタグラムより
https://www.instagram.com/tsuyoshiwada.21/