警察によると、女は2022年12月4日正午から翌日5日の午後9時半にかけ、2歳の娘に対し飲み物や食べ物を一切与えずに、自宅に放置し脱水症にした疑いが持たれている。女は4日夕方頃から外出していたとのこと。女の親族が住宅を訪れたところ、1人で泣いている娘を発見した。
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その後、同7日に児童相談所が警察に通報し、事態が発覚。今年2月20日に容疑が固まり、保護責任者遺棄致傷の疑いで逮捕する。娘が最後に食事を与えられたのは3日の夜だったとのこと。警察に取り調べに対し、女は「育児が面倒くさかった。投げやりになっていた」と話しているという。脱水症になった娘は全治3週間の診断を受けたが、命に別状はなかった。
実の子どもを「面倒」という理由で放置したうえ、生命の危機にまで至らしめた女に、ネットユーザーからは「確かに育児は大変で面倒くさい。しかしその中に喜びや感動がある。普通の親なら疲れたら預け先を探す。放置は最低だ」「育児は思うように行かないし、こんなことがいつまで続くのかとうんざりする。でも後から振り返ると、恋しくもなる。そういうことが理解できないなんて」と憤りの声が上がる。
また、「死亡する前に親族が訪ねてくれて本当に良かった。もともと問題がある人物だったのかも」「命を落とさなかったことは良かったと思う。今後施設に預けるなど、適切な措置を取ってほしい」「しっかり愛してくれる人のもとで、育ってほしい」などの指摘も出ていた。
酷すぎる事件だが、子どもが死なずに済んだことは「不幸中の幸い」。今後、健やかに成長するような環境で育ってほしいものだ。