男は10日午後9時ごろ、尼崎市内の自宅マンション廊下で、食事宅配サービス「ウーバイーツ」で牛丼を届けに来た34歳の配達員男性に対し、頬を殴る手を蹴るなどの暴行を加えた。通報を受けた警察官が現場に駆けつけ、男を暴行の疑いで現行犯逮捕した。
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警察の取り調べに対し、男は「身体が当たっただけ。殴ったり蹴ったりはしていない」などと容疑を否認しているとのこと。警察によると、男は配達員の男性が釣り銭の計算が遅いことに腹を立て、暴行に及んだものと見られている。どの程度遅かったのかなどは不明だが、いかなる理由があろうとも暴力行為は言語道断であり、犯罪だ。
なんとも信じられない事件に、ネットユーザーからは「どうしようもない。配達員の中には計算が苦手な人間もいるだろう。それが許容できないなら宅配を使うな」「不寛容な社会がここまで来たのかと感じる。逮捕されなかったら、SNSで武勇伝のように語るんじゃないの?」「経営者なら釣り銭要らないくらいのことを言えないのか。こんなすぐにキレる男が経営する会社も怖い。従業員は奴隷のように扱われているのではないか」と怒りの声が上がる。
一方で、「ウーバイーツを代引きで使うことがそもそもおかしい。キャッシュレスが基本のサービスだろ」「現金決済ならウーバイーツじゃなくてもいいのでは。街の蕎麦店の出前で良いのではないか」「釣り銭くらいぴったり用意をしておけよ」「500円程度で1万円出したんだろ。迷惑だ」という指摘も出ていた。