男は4日午後2時ごろ、砂川市のセルフ式ガソリンスタンドで、給油の順番を巡り口論に発展すると、40代男性の胸を突き飛ばした。男はその場を立ち去ったが、男性が警察に被害届を提出した。
>>60歳男「ガソリン代を貸して。ナガイモで返します」と持ちかけ5000円だまし取り逮捕<<
警察が捜査を進めた結果、目撃情報などから同市に住む60歳の男が捜査線に浮上。容疑が固まったとして、13日に暴行の疑いで逮捕した。取り調べに対し、男は大筋で容疑を認めているという。給油の順番を巡って口論になったうえ、暴行を働いたという60歳の男。その行動は実に幼稚かつ短絡と言わざるを得ない。
この事件に、ネットユーザーからは「原油価格高騰が影響した事件なのかも。少しでも安いところで入れようとする心が駆り立てた事件なのではないかと」「セルフの場合開いていても給油口の型が違ったりで、入れない人間がいる。そういうわかりにくい背景がいざこざの要因では」「ガソリンスタンドにもルールがある。一方通行を無視して反対から入ってきたり。セルフだと店員もいないし、こういう事件があちこちで起きているのかもしれない」などという声が上がる。
また、「これから電気自動車の時代になったら、充電してもどかないとかなんとかで、揉め事が増えそう」「結局人の力が必要だよね。給油はセルフでも案内係は必要だよ」「セルフは人件費を削っているから普通のガソリンスタンドより安いので、案内を設置するのは難しい。結局は利用者のモラルに任せるしかない」という指摘も出ていた。