荒井は「3度目の防衛戦ということで、全然慣れなくてまだまだ緊張するんですけど、今までの防衛戦で経験とかそこで得た強さを出して、ユキさん、ぽむさんにしっかり勝ってベルトを守りたいです。そしてこのベルトを持って年越しができるように2人で力を合わせて頑張ります」とコメントすると、赤井は「京都大会で挑戦表明されて決定して、その時とカードは変わってしまったんですけど、挑戦者には変わりないので意識は全く変わってないです。愛野選手については、デビューの時から試合はちょこちょこ見ていたんですけど…。最近の試合を『WRESTLE UNIVERSE』で見させていただいたところ、前の方が彼女のキャッチフレーズの“バーニング”は感じました。最近の試合を見てると、そんなに脅威を感じないです。ぽむ選手もこういう形で挑戦者になった以上はハプニング、アクシデントを味方につけるのがプロレスラーだと思うので、この状況の2人がプロレスラーとしての芯を見せてくれるのか楽しみにしています」と余裕の表情を見せる。
一方の愛野は「らくと挑戦することはできなくなってしまったんですけど、ベルトに挑戦するのっていつでもできるものじゃない。らくとたぐり寄せたこの機会を絶対にムダにしたくなかったので、らくの闘えない悔しい気持ちと自分の気持ち、それを考えた時に今、挑戦しなきゃいけないなと思いました。そしてそこにぽむがいてくれたから、らくの気持ちと一緒に挑戦できます!ぽむにも感謝だし、この挑戦を受けてくれる赤井さん、優希ちゃんにも感謝してます。だから、らく、ぽむ、ユキの力でチャンピオンに勝ちます!」と話すと、この日がデビュー4周年記念日だったぽむは愛野のコメントに感極まりながら、「らくさんとユキさんが2人で頑張って挑戦するのを知ってて。うちが一緒にいっていいのかなって悩んでくれたと思うし、らくさんもぽむのことを考えてくれたりしたと思うし、ぽむは2人がそうやって、ぽむのことを考えてくれたりして、ベルトに挑戦しますってなって。2人が巻いているところを見たかったし、ここにらくさんにいてほしかったんですよ。でもこうやって代わりにぽむがいるからには、獲ってベルトを三等分にして巻きたいです。ぽむが一番悔しいんですよ、ここにらくさんがいないことが!ぽむがやるしかないですよね。ユキさんと一緒に、らくさんと一緒に」とベルト獲りを誓った。
挑戦者がらくからぽむに変わったことについて、赤井は「らく選手に関しては、苦手なテンポなので警戒していた部分はあるんですけど、ぽむ選手は今日これだけブチまけて驚異的だなと思ってますし。私たちはチャンピオンなので挑戦者を受けて立って追い返すだけなので、それで強さを重ねていくので」と語ると、荒井も「相手は変わったんですけど、やることは変わらないので。自分たちらしくマイペースに頑張ります!」と特に問題はないようだ。
(どら増田)