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スターダム岩谷麻優が渡辺桃にメッセージ「勝てない大江戸隊じゃなくて、正義の道もいいんじゃない」

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準決勝に進出した岩谷麻優

 ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは22日、『IWGP女子初代王者決定戦~1回戦~』東京・後楽園ホール大会を開催した。
 
 セミファイナルで林下詩美がひめかをハイジャックボムで倒して、先に準決勝進出を決めると、メインイベントでは岩谷麻優と大江戸隊の渡辺桃が対決。岩谷は大江戸隊の介入に手を焼くが、琉悪夏がボックスで殴打し、桃がイスで殴打しようとしたところを岩谷がトラースキックを放ち、コーナーに上がるとダイビング・フブキ・ラナで3カウント。岩谷が準決勝進出を果たしている。

 岩谷が「後楽園のみなさん、こんばんはー!本日はお越しいただいてありがとうございます。渡辺桃、聞こえてる?正義は必ず勝つ! IWGP初代王者のトーナメント、今日は1回戦ですけど、明日準決勝があります。今日の1回戦突破、岩谷麻優、そして林下詩美。詩美、ちょっと顔合わせしようや。あれ?帰った?拍手すれば来るかもしれない」と言ったところで詩美が登場。

 岩谷は「遅いよ、来るのが!みんなが煽ってくれて。でも多分メッチャ疲れているから急いで着替えたんだね。ありがとう、上がってくれて。今日は1回戦やった者同士、正々堂々と凶器なんか使うなよ。わかったな。初代王者、まだ準決勝と決勝残っていますけど、みなさん好きな選手を応援して、精一杯後押ししてくれるとうれしいです。本日はありがとうございました」と大会を締めた。

 バックステージで岩谷は「2022年スターダムの中で、今までにない形、IWGP女子王座、こんなことになるなんて思ってなかったし、みんなビックリしてる。まだIWGPがスターダムにおいてどういうベルトになるのかとか、わかんないですけど、とりあえず初代を巻く。スターダムのアイコンが初代。いろんなグランドスラム達成してますけど、初代王者、それはまだ自分の中の歴史で、1回も残されたキーワードじゃないので、必ず自分の歴史の中に初代を刻み込みたいと、初代を岩谷麻優の歴史に刻みたいと思います。まあ、桃ね。渡辺桃、今日は正義が悪を叩きのめす、その言葉の文字通り正義が勝った。姑息な手を使っても勝てない大江戸隊じゃなくて、正義の道もいいんじゃないですか、渡辺桃。決勝に進んでから今後の目標を言います」と反則三昧だった桃に対してかなり思うところがあった様子だったが、岩谷が描いている今後の目標も注目だ。

◆スターダム◆
『IWGP女子初代王者決定戦~1回戦~』
2022年10月22日
東京・後楽園ホール
観衆 1011人
▼IWGP女子初代王者決定戦~1回戦~(時間無制限1本勝負)
○岩谷麻優(12分35秒 エビ固め)渡辺桃●
※ダイビング・フブキ・ラナ
○林下詩美(11分41秒 片エビ固め)ひめか●
※ハイジャックボム
※準決勝は岩谷対詩美に決定。

(どら増田)

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