男は22日午後0時半頃、新潟市東区のパチンコ店で遊戯に興じた後、壁に取り付けられていたガラスにパチンコ玉を投げつけ、1枚を割った。その後、通報を受けた警察官が男を建造物損壊の疑いで逮捕した。
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警察の取り調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているとのこと。現在のところ動機はわかっていないが、状況を見るとパチンコに負けた腹いせで犯行に及んだ可能性が高い。
パチンコに負けた客が腹いせで迷惑行為をする事件は、これまでにも発生している。6月26日には北海道音更町で、44歳無職の男がパチンコ店に設置されていた高さ75センチ、横1メートル25センチのデジタルサイネージ画面を蹴り、叩き壊したとして逮捕されている。男は「パチスロの大当たりしない台に腹が立って蹴った」と話し、容疑を認めた。
また、4月21日にも、沖縄県名護市のパチンコ店内で53歳中学校教諭の男が、カード精算機に取り付けられていたタッチパネル式の液晶画面を叩き破損させたとして、沖縄県教育委員会から停職処分を受けている。
新潟県の事件に、ネット上では「パチンコなんて負けに行くようなもの。それをわかっていながら負けて物に当たるなんて、許せない」「無職でパチンコっていうのがよくわからない。一体どこからお金が出ているのか」「ガッツリ負けたんだろう。気持ちはわからんでもないが、こういうことはやってはいけない」と怒りの声が相次いでいた。