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「立場が逆転」25歳少年院教官、入所男性に缶ビールやピザ差し入れなど不適切行為で処分

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画像はイメージです

 愛知県豊田市の愛知少年院で、25歳の男性法務教官が入所していた男性に対し、不適切な行動をしていたとして懲戒処分を受けた。

 愛知少年院によると、この教官は2021年10月から今年5月の間、少年院に入っている男性に対し、職員の巡回時間を教える、缶ビールやピザを複数回差し入れるなど、不適切な行動を取った。さらに、少年院を出た男性に現金10万円を渡していたほか、別の男性にも自身所有のスマートフォンを貸し、SNSを閲覧させていた。

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 聞き取り調査に対し、教官は「反抗的な態度を取られ立場が逆転してしまい、要求を断れなかった」と話しているとのこと。本来、入っている人間を更生させるため、毅然とした対応が求められる教官が、言いなりになってしまうとは驚きである。愛知少年院は16日、停職6か月の停職処分とし、同日付で教官は依願退職した。

 なんとも信じがたい事案に、「信じがたい。少年院の教官にはあるまじき行為なので、退職して大正解だと思う」「なぜ10万円を渡すのか。男からナメられていたんだろうが、ここまでされるのは何か重大な理由がありそう」「身内が危険にさらされているとか、そういう可能性はないのか。ただ懲戒だけにするのも疑問」「原因をしっかり吟味するべきだ」と驚きの声が上がる。

 一方で、「少年院は教官が言いなりになっていることに気が付かなかったのか。職員へのケアがなっていない」「教官だけのせいにするのはおかしい。こんなことでは、また同じことが発生する」「上司や同僚のフォローはないのか?いろいろとおかしい」という指摘も出ていた。

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