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20代男性巡査、警察署内で同僚の財布から3回金を盗み停職 処分の甘さに怒りの声

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 山口県内の警察署に勤務する20代の男性巡査が、警察署内で同僚警察官から現金を盗み、停職1か月の懲戒処分を受けて依願退職したことが9日、わかった。

 男性巡査は6月27日から7月10日にかけ、当直勤務中に警察官2人の財布から3回にわたり現金を盗んだ。その金額は2万5000円にも及ぶ。被害に気付いた警察官が上司に相談し、事態が発覚。巡査は容疑を認めた。

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 その後警察の調べで、この巡査がパチンコなどギャンブルにのめり込み、生活費に困り犯行に及んでいたことが判明。過去にも盗みをしたことをほのめかしたほか、借金を抱えていることも発覚。かなり異常な犯罪で、普段の態度も疑問視されるが、現在のところ、一般市民から金を盗んでいた事実はない模様だ。

 県警は9日に男性巡査を窃盗の疑いで書類送検し、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたとのこと。そして停職1か月の懲戒処分とし、同日付で巡査は依願退職した。警察官の窃盗については、同日茨城県でも、28歳の巡査が7月に駐在所管内の事務所兼作業場に侵入し、現金3万5200円を盗んだうえ、被害者からの相談を握りつぶしていたとして、懲戒免職処分を受けている。

 この事件に、ネットユーザーからは「盗み癖のある警察官が働いているって恐ろしすぎる。自分でその事実を握りつぶすことだってできる」「警察官がギャンブルをしている時点でダメ。権力を持っている人間は自覚を持つべきだ」という怒りや、「警察の対応が甘すぎる」「一般人にはきついくせに身内に甘い。納得ができない」と呆れの声も出ていた。

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