鴻上氏は「30年以上前の話ですけど、こんなにリアルタイムの話題にまたなるとは夢にも思わなかったですけどね」と感慨を語った。
>>「神社のさい銭と統一教会の寄付どこが違うんだ」田崎史郎氏が献金を擁護?「今言っていい言葉か」批判も<<
さらに、40年以上前に鴻上氏が大学生時代にも「あの当時は本当に旧統一教会の人たちが原理研究会という名前で大学のサークルをいっぱいやっていて。原理研究会と名乗っていればまだいい方で、映画サークルとか出会いのサークルとか」と無数のダミーサークルがあったと暴露した。
また、鴻上氏は旧統一教会の信者と直接対決も行ったようで、「一回僕、相手に『なんで正直に言わないんだ君たちは』って面と向かって言ったら、『統一教会と言ったら誰も話聞いてくれないんです』っていう正直過ぎる反応が返ってきて、どうしようかと思ったりしたんですけど」と戸惑いがあったと語った。
そして、友人の女性を脱会させた経験も語った。「本当に冒険活劇というとあれなんですけど。(旧統一教会の人間が)『今から来る』という風に言われたから、僕らは家を出ようとしたら、すぐ近くにいるから窓から連れて飛び出すとか」と追いかけてくる教会の人間から逃れるため、玄関ではなく窓から友人を連れて逃げたという。
鴻上氏は「カルト側っていうのは、常にいることで洗脳を解かせないようにするので、とにかくこちらはカルト側から外すことが大事なので、距離を取ろうとするみたいなことをやっていた」と旧統一教会の手口も暴露していた。
これには、ネット上で「鴻上尚史さんが統一教会から友人を奪還した話熱かったな。映画になりそう」「本当にどこまでも追いかけてくるんだな」といった声が聞かれた。