この日も番組では政治家と旧統一教会の関係について報道。岸田文雄総理は旧統一教会との関係を絶つことを自民党の基本方針とすると発表している。一方、番組に出演したジャーナリストの伊藤惇夫氏は、「来年地方統一選挙があるので、『関係を絶つ』とはっきり言えない議員も多いのでは」と指摘していた。
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そんな中、八代弁護士は、「彼ら(政治家にも)信教の自由はある」としつつも、「政治家の皆さんに自覚していただきたいのは、大前提、旧統一教会は反日カルトだということなんですよ」と断言。
さらに「ですから、日本をこれからよくしていく、それから日本の国内でこれ以上犠牲者を増やさないっていう大前提の目的の下、政治家であったらそれは票の魅力っていうのは殺しがたいところがあると思うんですけど、まず反日カルトというところはお付き合いを絶ちましょうよ」と呼びかけた。
これに対し、出演していたジャーナリストの田崎史郎氏が「ちょっと伺いたいんですが、憲法20条に『いかなる宗教団体も、政治上の権力を行使してはならない』ってありますよね。これと信教の自由との兼ね合い、政治との関わりってどういうふうに解釈してますか?」と質問すると、八代弁護士は「それをいま説明しないといけないですか?」とバッサリ。
一方、「もちろん、政教分離ということで権力を行使する側に関しては政教分離していかないといけないですが、各議員にも、もちろん誰にでも信教の自由とか思想・良心の自由は保障されてしかるべきなんです」と指摘。
しかし「ただ、私が申し上げてるのは、反日カルト。政治的な信条じゃなくて教義ではなくて、社会的にかなり問題な行動をして被害者を増やしてるという点に注目してください」と呼びかけ。「そもそも成り立ちが反日だというところに、特に保守性の強い自民党のみなさんがどういうふうに自覚しているのか、もし今後も関係を続けるのであればぜひ説明してもらいたい」と問題提起していた。
八代弁護士の一連の発言にネット上からは、「カルトを潰したいのは同意だけど弁護士がこれ言ってもいいの?」「キレッキレだけど『カルト』だけでいいのでは?」「反日って必要?」「すごいフレーズ…」「親日カルトならいいのかよってなっちゃう」といったさまざまな声が集まっていた。