現在、取り沙汰されている自民党議員と旧統一教会の関係について紀藤氏は、旧統一教会側が「力のある政治家、利用価値の高い人、権限を持っている人を狙っていった」と分析。
須田氏から「政治の側から(旧統一教会との)関係を断ち切ろうという意思表示が行われていない」理由を問われると、紀藤氏は「その後の記者会見を見ても、関係を断つと踏み切れない議員がいる。そういう方々は職務権限がある議員。私ちょっと、このあたりはブラックボックスがあると思う」と指摘した。
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紀藤氏は「(職務権限のある議員が)やはり何らかの職務権限を行使したんじゃないかという疑いがある。もし仮に行使していたら本当のことは言えない。違法性というか犯罪の可能性すらある。もう一つは違法性まで行かなくても、そういう職務権限のある方々が関係を持つことを、統一教会側から喋られたらまずいということがある」とコメント。紀藤氏は「いろんな意味で統一教会から秘密を握られているという考え方もある。(そうなると議員は)あまりきっちり確実なことを言えなくなる」とも指摘していた。
さらに須田氏は、1980年代に旧統一教会系の新聞である『世界日報』(世界日報社)の元編集局長が『文藝春秋』(文藝春秋)に告発手記を発表したところ、何者かに襲撃された事件の例を出し、「(旧統一教会は)危険な団体という認識」とコメントし、紀藤氏にも危険な目に遭うことはないかと質問した。これに紀藤氏は「私はあまり感じないように努力している。もちろん警戒は怠っていませんから防弾チョッキとかも持っている。なかなか防弾チョッキを持っている弁護士はいない」とも話していた。
これには、ネット上で「これからまだまだ新事実が出てきそう」「須田さんの質問鋭いな」「紀藤さん防弾チョッキも持ってるのは驚き」といった声が聞かれた。