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『ほん怖』、霊感商法で敗訴の宗教家出演で物議「放送するのやめて」紀藤弁護士も呼びかけ

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画像はイメージです

 20日放送の『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』(フジテレビ系)に、宗教家で霊能力者の下ヨシ子(しもよしこ)が出演し、ネット上で波紋を広げている。

 実際に体験した怖い話を、実録ドラマなどで紹介するというコンセプトの本番組。一方、今回はスタジオに下が出演し、「心霊検証」として、ドラマに出てきた幽霊の解説などを行っていた。

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 しかし、下と言えば女性に「水子の霊がついている」などと不安煽って法外な宗教的儀式費用を支払わせたとして訴えられ、2012年4月に名古屋地裁に約610万円の支払いを命じられた過去のある人物。

 本番組には毎回のように出演しているが、政治と旧統一教会を巡る問題が取り沙汰されている中での起用に、ネット上からは「このタイミングで下ヨシ子はない」「コンプラ大丈夫?」「霊感商法やってた人をいま出しちゃだめでしょ…」「フジテレビの意識どうなってるの?」という疑問の声が多く集まっていた。

 また、旧統一協会問題で多数のメディアに出演し、下についても訴訟が提起された当時からブログで言及していた弁護士の紀藤正樹氏は21日にツイッターを更新。「この種の番組を放送するのは辞めてほしい。いまだに続けているのがわからない」と苦言。「霊感商法に利用されるだけです」と指摘し、「テレビは事実に基づき報道すべき」と綴っていた。

 紀藤弁護士のツイートもあり、放送から2日経った現在も、ネット上からは番組やフジテレビへの批判が多く寄せられている。

記事内の引用について
紀藤正樹弁護士公式ツイッターより https://twitter.com/masaki_kito

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