『鶴ツル』は2016年4月から2022年3月まで放送され、番組ではたびたび性的な内容が出されていたという。
片岡は今でこそ、陶芸を始めとする芸術家活動や俳優としてのイメージが強いが、かつては「抱かれたくない芸人ナンバーワン」と呼ばれるようなキャラクターだった。番組ではそうしたイメージを前面に出していたのだろうか。
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バラエティ番組のノリの延長線上の振る舞いが、当事者の女性にとってはセクハラと映るケースは少なくない。
ふかわりょうは、岡本夏生から共演したトークイベントで無理やりキスをされたとして損害賠償を求める裁判を起こされた。一審で求めた損害賠償の金額がわずか1円であったことも話題に。2021年4月の一審判決では岡本の訴えが認められた。さらに2022年4月の二審判決では、金額が増え、ふかわに80万円の支払いが命じられている。
裁判まで発展はしていないが、女性共演者と険悪な空気を作り出してしまったのはナインティナインの岡村隆史だ。岡村は若手芸人時代に、グラビアアイドルだったかとうれいこにセクハラを繰り返し、本気で嫌われてしまったという。後に岡村はかとうに謝罪している。
だが、岡村は近年でも『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「グルメチキンレース・ゴチになります」で、共演した女優の佐々木希からラジオ番組でセクハラを告発されている。これは笑いを交えていたとは言え、「苦言」の度合いが強いものだと言えるだろう。
同じようなケースでは平成ノブシコブシの吉村崇も、2013年に元AKB48、元SDN48メンバーでもあった大堀恵からセクハラ被害を暴露されている。大堀はブログで「結婚する前は、お仕事がご一緒の時は帰り際エレベーターでわざと一緒になるようにしたり、マネージャーさんがいない日を狙って楽屋に居座ったり、乗馬のお話をして『俺の腰使いは凄いんだ』と語られたりと、、、」と具体的な内容を暴露。当時の吉村は現在よりも破天荒キャラが強いため、バラエティ番組のノリを楽屋裏でも発揮してしまったのかもしれない。
こうして見ると、片岡のケースは業界的には氷山の一角と言えそうだ。
記事内の引用について
大堀恵のオフィシャルブログより https://ameblo.jp/ohorimegumi