男性は今年5月、携帯電話に競馬の情報に関するメールが送られてくると、記載されていたURLにアクセスし、会員登録を行う。すると、「有料会員になれば確実に勝てる情報を教える」という電話があり、これを信じてしまった。
>>40代女性、アプリで知り合った男性に6000万円騙し取られる 電話もしたことがなかった<<
その後、相手方から指定された口座に合計983万円を振り込む。有益な情報を待ち望んでいたと思われる男性だったが、待てど暮らせど連絡はなく、情報どころか連絡は途絶えてしまった。不審に思った男性が警察に相談して事態が発覚。警察は特殊詐欺事件として捜査を進めているが、現在のところ容疑者の目星などはついていない模様だ。
この詐欺事件に、ネットユーザーからは「競馬については大昔から確実に勝てると言って商材やソフトを買わせる犯罪はあった。これを信じてしまうことが驚き」「もし本当に儲かるんだったら、人に教えないでしょ」「バブル期にも『絶対に儲かる競馬術』みたいな広告が新聞や雑誌に載っていたが、誰ひとり儲かっている人はいない」などと騙された男性に呆れの声が上がる。
一方で、「900万円も持っているなら、ギャンブルなんかやる必要ないだろう」「霊感商法と同じ。騙す側も騙される側も許せないし」「もうちょっとしっかり状況を考えてほしい」などの指摘も出ていた。