女性は7月、マッチングアプリで知り合った福岡県福岡市に住むシステムエンジニアを名乗る男から、メッセージで「未来のために投資をしないか」と持ちかけられる。この話に女性は乗ってしまい、投資サイトを紹介されるなどして、約6000万円を複数回にわたり指定された口座に入金してしまった。
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その後、女性がサイトから引き出そうとしたところ、「出金のためには保証金が必要」などと男性に説明されたことで、詐欺の可能性を認識。警察に相談したところ、詐欺が発覚した。女性と男はマッチングアプリで知り合ったものの、実際に会ったことはなく、電話もしたことがなかったという。警察は現在、詐欺事件として捜査を進めているが、容疑者の目星がついているかどうかはわかっていない。
この事件に、ネットユーザーからは「こういう話、SNSの普及やアプリの流行で騙されやすくなっている。SNSやアプリでは犯罪が潜んでいるということも念頭に置かねばならない」「騙されるのが悪いというのも違うと思うが、人を見る目がないと言わざるを得ないよね」「会ったこともない人間に6000万円も出そうと思うものだろうか。ちょっと信じられない」と驚きの声が上がる。
また、「40代の女性が6000万円も持っていることが凄い」「6000万円を個人で稼ぐのはかなり難しい。親の金や土地を売るなどしていたのではないか」「恋は盲目というが、6000万円を出してしまうとは信じがたい」という指摘も出ていた。