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挨拶に立った大久保氏は、「このトロフィーを掲げるのが小さい頃からの夢でした。今日初めて見ましたが、日本代表にこのトロフィーを掲げてほしいと皆さんは願っていると思います。日本代表は難しいグループに入りましたが、どこかで奇跡を起こしてくれると期待しています。そのために一つになって盛り上げていければと思います。応援していきましょう!」と呼びかけた。
リバウド氏は、ブラジル代表として出場し、優勝した2002年のワールドカップ日韓大会を振り返りながら、「20年前、この素晴らしいトロフィーに実際に触れることができました。サッカー選手、またブラジル代表としての最も重要な瞬間として記憶しています。このトロフィーは非常に大きな喜びです」と語った。日本代表に関しては「非常に厳しいグループにいますが、日本のレベルを考えると十分に決勝トーナメントに進出できると考えています」とエールを送った。
田嶋会長は「日本代表の目標はベスト8で、それが現実になると確信して選手や監督は準備しています。トロフィーに触れることができるのは優勝した選手など限られた人だけで、私も触れることができません。(ドイツやスペインなど)トロフィーを掲げた国の選手と真剣勝負できる3試合は、私たちの夢をかなえるための非常に重要な試合です。カタールでは間違いなく良い準備ができていますので、素晴らしい環境で良いパフォーマンスを見せたいと思います」と、日本代表の躍進を誓っていた。
(取材・文:石河コウヘイ)