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世界最高のスター選手が所属するパリ・サン=ジェルマン。1995年以来2度目となるジャパンツアーには、クリストフ・ガルティエ新監督と25選手が参加している。レセプションでは、『キャプテン翼』の作者として世界的に知られる漫画家の高橋陽一氏がライブドローイングを披露。『キャプテン翼』の熱心なファンであるネイマール選手やエムバペ選手は、人気キャラクターの大空翼や岬太郎を描き上げる様子を熱心に見つめた。
終了後、報道陣の質問に答えた高橋氏。選手や来場者が見守る中でのドローイングを、「選手の前で描かせていただいて光栄です」と振り返った。『キャプテン翼』が世界中のサッカー選手に影響を与えていることに、「うれしいです」と率直な思いを述べた。
過去にネイマール選手、エムバペ選手と直接対面したこともある。『キャプテン翼』のファンを公言するエムバペ選手について、「エムバペ選手をモデルにした選手もこれから出していきたいです」とフランス代表をけん引するストライカーの登場を予告した。
多くのサッカー選手に影響を与えた『キャプテン翼』について、「日本の漫画やアニメが高い水準にあるのだと思いますし、世界的に認められることは光栄です」と語った高橋氏。今回のジャパンツアーについて「ここ数年、コロナ禍で海外の強豪チームが来日する機会がなかったので、日本のサッカー少年は喜んでいると思います。試合を見て子どもたちが活力を得てもらえれば」と語り、20日から行われるJリーグチームとの試合に期待を寄せた。
(取材・文:石河コウヘイ)