ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーは「3月11日に始まりましたスターダムのニューブランド、NEW BLOODなんですけども、これはできればですね、新世代にとっての頂上的な位置づけであってほしいなとの思いがあります。そして、今回もさまざまな団体の方の協力を得まして、また新しい選手も出場していますので、お楽しみいただきたいと思います。NEW BLOODも3回4回と、スターダムの恒例化していきたいと思いますので、期待してください」と今回も他団体やユニット、フリーの新世代選手が参戦し、今後も継続していくとしている。
セミファイナルでは、ドンナ・デル・モンド(DDM)の桜井まいが、プロミネンスの鈴季すずとシングルマッチで対戦。
すずは「みなさんこんばんは、プロミネンスの鈴季すずです。桜井のことは、彼女がスターダムに入る前から知ってます。だけど、プロミネンスとDDMの抗争の時、一切顔を出さなかったよねえ。ジュリアのことが好きで好きでたまらなくてスターダムに入ったって聞いたから、てっきりお守り隊に徹するかと思ってたんだけどなあ。それとも、私たちが怖くて近寄れなかった?まあ正直、今の桜井、全く興味ありません。ジュリアがいないとなんにもできない、金魚の糞にしか見えないな」と挑発。
桜井は「みなさん、こんばんは。ドンナ・デル・モンドの桜井まいです。鈴季すず、久しぶりですね。あのさ、私のこと嫉妬してんの?ジュリアさんのこと許さないとか言ってるけど、ジュリアさんと関わりたいだけでしょ。ジュリアさんのことが好きで好きでたまらない鈴季すず。眼中にないっていうのも嫉妬でしょ。DDMのことさんざん潰すとか言ってるけど、嫉妬に狂ってるアンタに負けないから」と負けん気の強さを露わにした。
それを聞いたすずが「いやあ、DDM、人が抜けすぎてもう潰れかかってるでしょ。本格的に鈴季すずが…」と言いかけたところで、桜井が張り手を放つと、すずはテーブルに桜井の頭を叩きつけて怒りの退場。
頭にダメージが残った桜井は最後に、「今のでわかりました。DDMがアイツらなんかに負けない。鈴季すず、ぶっ潰してやる!」と叫んだ。この試合は単なる新世代の闘いではなさそうだ。
(どら増田 / 写真提供・ブシロードファイト)