試合後、舞華が「上谷、私、今年こそこのシンデレラ・トーナメント優勝する予定だったのに、オマエ、ホントに気に食わねえなあ。そのでけえ面、ホントに腹が立つよ。いいこと、思い出した。オマエ、白色のベルト持ってんだろ。その白のベルトを懸けて闘おうよ。オマエの全部、私が奪い去ってやるよ。場所は、5月5日、私の地元、福岡国際センターなんて、どう?」と挑戦表明すると、上谷は「舞華、待ちくたびれてたよ!まあね、2連覇は逃してしまったけれども、地元福岡で悔し涙流させてやるよ。ねえ、舞華」とこれを受諾。
バックステージでも舞華は「上谷、アイツ、クソ。私が行くべき先、必ずアイツがいるんだよね。ホントにアイツ邪魔なんだよ。なんでもかんでも、シングルのベルトもそう、先にアイツが取りやがって。まあ、それも福岡国際センターで終わり。私がアイツよりも上だってことを福岡のみんなにも全国のみんなにも、いや、世界のみんなにも教えてやるよ」と挑発。
上谷は「シンデレラ・トーナメント2回戦目で両者失格。自分は2連覇をめざしていたのでメチャメチャ悔しい結果となってしまいましたが、舞華、白の挑戦表明がありました。ずっとずっとずっと待ってたんだよ。やっと挑戦表明してくれたね。でもね、地元福岡で悔し涙を流すのは舞華、オマエだからな。必ずこのベルト防衛いてみせる。ね、舞華」と防衛に自信を覗かせていた。
また、スターダムは今年のゴールデンウィークに『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2022』を開催することを発表した。西日本を中心にしたツアーを行う。
5.1広島・広島県立ふくやま産業交流館 ビッグ・ローズ大会で開幕すると、5.3長崎・長崎県立総合体育館メインアリーナ大会、5.4熊本・熊本市流通情報会館大会、5.5福岡・福岡国際センター大会、5.7大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場大会と初進出の会場がズラリと並び、5.8愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会がシリーズ最終戦となっている。
中でもビッグマッチである5.5福岡国際センター大会は、“ワールドレジェンド”獣神サンダー・ライガー氏がアンバサダーに就任。上谷と舞華の白いベルト戦の他、岩谷麻優がグランドスラムを達成すべく、テクラの持つSWA世界王座への挑戦が決定。さらに、このシリーズから朱里選手が率いる新ユニット、ゴッズアイに、更なる最強のボディガード“X”が特別参戦するという。こちらも注目だ。
(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)