フューチャー・オブ・スターダム選手権試合は、初日が王者の羽南に吏南が挑戦し、2日目はその勝者に桜井まいが挑戦する。
吏南は「スターダム最年少、大江戸隊の吏南です。両国国技館で羽南とベルトを懸けて闘えることは、すごく自分でもうれしいと思っているんですけど、自分はフューチャーのベルトを巻いてやりたいことがたくさんあるし、ファンのオマエら、みんな、姉妹対決、姉妹対決。私はプロレスラーの1人として羽南と闘いたいと思ってるんで。そして、羽南をぶっ潰して2日目、あのクソババア(桜井)と闘って最年少チャンピオンになるんで、覚悟しといてください」と姉妹対決を制して、桜井との対戦を宣言。
羽南は「第8代フューチャー・オブ・スターダムチャンピオン、STARSのJKファイター羽南です。私が両国国技館で取ったこのベルトを懸けて、同じ場所で吏南と闘えること、すごくうれしく思っています。私と吏南は血がつながっているので、言葉は要らないと思っています。なので、ここはきっちり防衛して、桜井まいとも闘って、2日間とも私がチャンピオンとして試合をしたいと思います。そして、両方とも第1試合で未来の明るさと勢いを見せたいと思います。足跡のない未来へ進んでいきましょう」とチャンピオンとして立派なコメント。
桜井は「みなさんこんばんは、ドンナ・デル・モンドの桜井まいです。まずはこのフューチャーベルト、両国国技館で挑戦できる権利を獲得できて、とてもうれしいです。そして、そこの2人、姉妹対決で盛り上がってるみたいですけど、初日で羽南が勝っても、クソガキが勝っても…。私が最終日、全部かっさらって、チャンピオンになります。そして自分の選んだ道を正解にします」とコズミック・エンジェルスを離れてDDM入りをしてから勢いがあるだけに、自信ありげな表情で語った。
フューチャーのベルトは新ブランド『NEW BLOOD』で、他団体の選手からも「欲しい」という声が多く聞かれているだけに、この2連戦は他団体の若手にとっても注目カードと言えるだろう。
(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)