試合後、上谷は「ワンダー・オブ・スターダムのベルト、防衛しました!今日防衛したら2人、指名したい相手がいると言いました。その2人を今日ここで漏洩…あ、いえいえ。指名したいと思います!1人目、林下詩美。2人目、中野たむ。私はこの2人と両国国技館で闘いたいです。上がってきてください」とたむと詩美をリングに呼ぶと、詩美は「上谷いっつも、本当にとんでもないことばっかり言うな。私と試合がしたい。私は白いベルトに挑戦したこともあったけど、まあ縁がなくて巻くことができなくて、今回チャンピオンからそうやって挑戦者に選んでもらえるなら、喜んで挑戦させてもらうよ。その上で私がこのベルトを取るから」とクイーンズクエストの同門同士によるタイトルマッチを受諾。たむも「上谷、白いベルト大切にしてくれてありがとう。この白いベルトね、私にとって分身みたいなものだった。こんなに早く奪回のチャンスが巡ってくるなんて、いいの?両国国技館、2日目に笑ってるのはこの中野たむだ!」と受諾。
これを受けた上谷は「承諾してくださり、ありがとうございます!林下詩美、そして中野たむ、両国国技館で必ず防衛してさらに価値のある白いベルトにして、誰の手も届かないような輝いたベルトにしていこうと思います。ということで、私が今日締めさせていただきます!このスターダムのリングで最高に輝いてるのはこの私、不死鳥だー!」と叫んだ。
バックステージで上谷は「ワンダー・オブ・スターダムのベルトを無事2度目の防衛をすることができました。なつぽい、全力の勝負をしてくれて本当にありがとう。あなたのこと、この白いベルトをきっかけによく知ることができて、本当に本当に試合が楽しかったし、もっとこの続きをやりたいと心から思いました。そしてアオーレ長岡。このビッグマッチでメインイベント。私は7年前にこの会場で人生を懸けてアイドルのオーディションを受けました。そこで落選して、泣き崩れて悔しい思いをしたんですけど、つらい過去は自分の手で未来を変えることができる。それを今日証明することができたんじゃないかなと思います。これを見て少しでも勇気とか希望を与えられたら光栄に思います。そして両国国技館2連戦、林下詩美、中野たむ指名させていただきました。私にとって絶対に倒したい4大巨頭の2人であり、自分にとって最大の試練だと思ってます。でも、この2人を倒せば、この白い最高に輝いた全力のベルトをどんどん、もっともっと輝かせたものになると思うの。この不死鳥様が全力で防衛してみせる。見ていてください」と2日連続防衛に強い意欲を示している。
スターダムでは、近日中に正式決定する意向だ。
(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)