SKE48の荒井優希は、伊藤麻希が保持しているインターナショナルプリンセス(IP)王座に挑戦。試合は序盤、伊藤の場外での洗礼を受けた荒井だが、リングに戻ると、ビッグブーツ連打、ドロップキック、サソリ固めなどで猛攻。10分過ぎには必殺のFinally(カカト落とし)を叩き込んだが、伊藤はカウント2でクリア。その後、反撃に転じた伊藤はフライング・ビッグヘッドを投下し、伊藤パニッシュで攻め込むも荒井はエスケープ。伊藤がコーナーに上ると、荒井は駆け上がって2発目のFinallyを見舞い、コーナーでエルボー合戦。伊藤は強烈なヘッドバットを叩き込み、雪崩式DDTから伊藤デラックスで絞め上げると、荒井はたまらずギブアップ。試合後、伊藤が握手を求めると、荒井は応じていたが、悔しさを滲ませた。
試合後、荒井は「今日は負けました。でも、絶対にいつかは伊藤さんに勝つので。これからも続けていく理由ができたし、少しずつ伊藤さんとの差を縮めて、次は絶対に勝ちたいと思います」と悔しさを露わにした。握手に応じたことについては「悔しかったんですけど、今の自分を思い知らせてくれたというか。やっぱり大切な存在に変わりはないので、次は私が勝って、私から握手を求めたいと思います」とコメント。
防衛に成功した伊藤は「何度やり合ったって伊藤麻希が勝つぞ!荒井優希は強いよ。アイツはアイツが思ってる以上にメチャメチャ強い。パワー、スタミナ、根性もある。一つだけ足りないものがある。素材としてはいいけど、料理人としてはまだまだ。荒井優希、もっともがけ、もっと苦しめ!それでも伊藤麻希を潰しに来い!」と荒井にエールを送る余裕を見せることにより、チャンピオンの意地を誇示していた。
(どら増田)