このやりとりに、ネット上では「テリー伊藤、デリカシーなさすぎ」「これは放送事故レベルだろう」といったツッコミが殺到した。テリーはワイドショーなどで逆張り発言が多く、炎上したケースは多い。今回のように本人を前にしたデリカシーのない発言もこれまでにあった。
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2018年6月には『深層NEWS』(BS日テレ)で、北朝鮮問題を取り上げた際、「端から向こうが加害者で日本が被害者みたいな。彼ら自身も被害者意識を持ってる」と発言。北朝鮮擁護とも取れる話を展開した。番組には、拉致被害者の横田めぐみさんの弟である横田拓也さんも出演していたため、「この場所で言うことじゃないと思う」「テリーは北朝鮮の代弁者か」といったツッコミの声が聞かれた。
同年5月には『ビビット』(TBS系)で、TOKIOの長瀬智也のソロ活動を推奨する発言を行った。この時期は山口達也氏の不祥事が明らかになり、TOKIOの音楽活動がストップしていた。テリーは「長瀬くんって、ものすごく音楽的才能があるから、それこそソロでね、この間活動しても良いんじゃないかな」と発言。番組MCを務めていたのはTOKIOメンバーの国分太一だったため、「国分くんの前で言うことじゃない」「何でも適当に言わないで」といったファンから苦言を呈された。
テリーは演出家出身のため、一連の発言は番組を盛り上げようとする“あえて”の振る舞いなのかもしれないが、やはり当事者や本人を前にしての妥当な言葉であるかは疑問が残るところだろう。