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4月以降に大混乱に陥りそうな大河ドラマの撮影現場 原因は三谷幸喜氏?

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小栗旬

 俳優の小栗旬主演のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の13日放送の第6話の平均世帯視聴率が13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。

 今作は鎌倉時代に2代執権となった北条義時が主人公。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝を支えた13人の家臣団たちによる、権力のパワーゲームを描く。脚本を三谷幸喜氏が担当し、語りを長澤まさみが務めている。視聴率は初回が17.3%でスタートし、第6話までで13%以上をキープしている。

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 「豪華キャストが続々と登場し、今後、どんどん話が盛り上がってくるので、さすがに1ケタにダウンするようなことにはならないだろう。それよりも、4月以降、三谷氏の脚本がどうなるかが危惧され始めている」(NHK関係者)

 三谷氏といえば、3月末でTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」を卒業するタレントのビートたけしの後任として、4月から同番組の総合司会に就任することが13日、同局から正式に発表された。引き続き総合司会を務める同局の安住紳一郎アナウンサーとコンビを組む。

 各メディアによると、三谷氏は同局を通して、「僕の最大の課題は、大河ドラマの関係者に迷惑をかけないこと」と掲げ、「しばらくは執筆と並行しての参加となります。ひょっとしたら、生本番中もスタジオの隅で書いていることになるかもしれませんが、頑張りますので、大目にみてください」とコメントを発表。

 さすがにあり得ない話に聞こえるが、どうやら、三谷氏の場合、本当にそうせざるを得なくなる可能性がありそうだというのだ。

 「三谷氏は遅筆であることが知られている。それに加え、自分の司会ぶりについてネットで批判を浴びた場合、そのことについてあれこれ考え込んでしまい、脚本の執筆に影響が及ぶ可能性もあり、そうなったら現場で大混乱が生じることになりそう」(テレビ局関係者)

 三谷氏がどうやって〝二刀流〟を成功させるのかが見ものだ。

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